天外魔境II図解台詞集特集
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特集 > 【大和地方に住む人々】

■いわゆるNPC(ノンプレイヤーキャラクター)のご紹介。
■別の作業で収集しまして、せっかくなので。
■基本的に「右足を前に出している絵」で統一。有名人は「ただの立ち絵」があればそれを使用。
■巨大なもの以外は二倍にしてある。

通常サイズ
ダンジョンスケール

レアなキャラ紹介

【通常サイズ】
細かい職業
寝込む人
行商人 天狗 イヒカの民
動物
特殊サイズ
有名人
お春 ベーロン デロレン デーロン タイクーン タイクーン石 ヘビ仙人 傘岩仙人 百々地丹波 花火 まつり みこし 菊五郎 くちなわ姫 突撃!角太郎
足下兄弟 ホテイ丸 磯花法師 巻貝法師 生子法師 海牛法師 毒針法師 三太 人魚ちゃん 電二郎 シロ デューク・ペペ エビス丸 桂姫

【ダンジョンスケール】
イヒカの民 人魚 鬼族 火刃人
動物 特殊サイズ
有名人(一部無名)
有名人(巨大)
※吹雪御前のグラフィックは私が綾の首と入れ替えたもので、ゲーム内でこのグラフィックが表示されることはありません。 「手が色がそのままだぞ!」と思われるかもしれませんが、ゲーム内のドット絵における吹雪御前の手の色もこの色なので、 問題ないのです。


【レアなキャラ紹介】
■一度しか使われないキャラクターたち
火多・高山村 預り所2F(ツノ王撃破後)
 おそらく暗黒ランの影響によって体調をひどく崩している。 同居する男(旦那か?)が「どうせ みんな 死ぬんだよ……」と泣き言ばかりで、 体が自由になったらまずこの男を絞め殺してやりたいと憤っている。
火多・高山村 武具屋2F(ツノ王撃破後)
 おそらく暗黒ランの影響によって体調をひどく崩している。 床に伏している身でありながらも、卍丸のために 「法水院なんとか」という剣が鬼骨城にあるという情報を教えてくれる。
火多・高山村 道具屋2F(ツノ王撃破後)
 暗黒ランの影響で体調をひどく崩している。 お祭りの日に根の一族が現れて町が半壊したことを嘆いている。 暗黒ラン封印後は全快した様子で「主人の分まで働くわよ!」と、やる気満々。 ご主人は亡くなってしまったのだろうか。
尾張・秋葉山の滝
 お地蔵さまに備えて滝を止めるための美素団子を犬山町で購入することを忘れてしまい、 途方に暮れている。ゲーム進行上、猟師っぽい絵のキャラは二人目になるが(一人目は炭焼小屋のおっさん)、 まさかそんなキャラがここでしか出番の無いキャラだと誰が思うだろうか? なぜこの出番のためだけにこの絵を作成したのか? 謎だ。
伊勢・奈良村 武具屋近くの交差点
 赤目村から何かの用事で奈良村に着た所、 丁度密林城が現れて村に帰れなくなってしまったらしい。 赤目村は密林城によってほぼ壊滅なので、母子と合わせて三人目の生き残りになる。 赤目村の復興を決意している。一見するとただのお遍路さんっぽい恰好だが、 赤が多く使われているのは赤い反物が赤目村の特産品だったりとかいう理由があったりするんだろうか。
紀伊・串本村 宿屋前
 ピンクの海女さん。 白い海女さんは他の場所にも居るが、ピンクの海女さんはここにただ一人だけの存在である。 京都で魚屋を営むのが夢だという。
紀伊・和歌山町 南の家
 和歌山城の殿様なのだが、城を菊五郎に奪われてしまい、 城下町の民家で寝ている。怪我でもしたのかな? とも思うが、 話し方はしっかりしているし、やる気もあるかなりしっかりした殿様のご様子。 城に戻るとそうでもないんだけど。 寝ている人の中では最も派手な掛布団なのはさすが殿様といった所か。 転がり込まれた家の人、よく頑張った!
紀伊・和歌山町 和歌山城/東棟2F 階段前
 「生きている間に銅像が立つ奴にはろくな者がいない」という持論があるジジイ。 人が銅像を建てようとしたりすると悪口を言うクセに、 自分も銅像を建てようとする。なんかイラッとするろくでもないやつ。
京都/貧民区第1〜3期 南西の家の左の部屋
 いわゆる全裸の男。結構インパクトが強いので覚えている人も多いのではないだろうか? 空腹に耐えかねて服を食べてしまった男である。 京都は三回季節が流れて人が入れ替わるが、最初から最後まで裸で過ごす事になった。 服を食べたあとはどうしたのだろうか……。
京都/商店区第1期
 香水や着物、指輪などといったものを物色しようとウキウキしている。 手に持っているのは薙刀のように見えるが、飾り付きの杖なのか? それともやはり道中の根の一族を払いのけながら京都まで辿り着いた猛者なのだろうか?
京都/住宅区第1期 池田家寝室
 寝込む池田家の主人を心配そうに見つめる娘。 髪飾りも多く裕福そうな雰囲気がある。池田さんの娘の一人なのだろうか? しかし2期、3期に登場しないので、娘というわけではないのだろうか? それともどこかに嫁入りでもしたのだろうか? 謎だ。
近江〜越前・金沢町 金沢城/東棟3F
 家臣からも城下町の民からも全くアテにされていないダメ〜な殿様。 規模の小さいタイクーンみたいな立場にある。 兄は誰からも頼りにされる富山の殿様であるが、他にいる殿様と同じ絵。 虚栄心だけはあるので独自の服を仕立て上げさせたということなのだろうか。
越前・輪島村 東の家
 越前のみならず、ジパングの古い言い伝えに詳しく、人魚や鬼族の話を教えてくれる。 寝ているおばあさんの絵は既にあるのに、 なぜこの人のためだけに新規に描き起こしたのだろうか。
越後・新潟村 宿屋前
 海女さんは紀伊にも何人かいたが、 手に持った銛で漁をする女性漁師はこの人しかいない。 自身の持っている知識と経験から卍丸に助言をするが、 それが全くあてにならない残念な人。
越後・相川村 ドンデン山B2
 極楽とはぐれた直後のすぐ近くにいる人。 逃げ遅れはしたものの、根の一族の不意打ちにも冷静に対処し、 照妙の金が根の一族の手に渡るのを防いだ偉い人。
越後・相川村 ドンデン山B1
 根の一族の強襲に逃げ遅れてドンデン山に閉じ込められてしまう。 自分も危険な立場にあるにもかかわらず、 他の仲間を気遣う心優しい男。
越後・相川村 ドンデン山B1
 坑夫の中で逃走時に爆薬を持ち去った人物。 物語の進行上必須のかなり重要な人物なのだが、特に名前は無いし、絵もご覧の通り派手な特徴は無い。 人間戦車によって袋小路に追い詰められ危機一髪だった。 ……ただ単に狭い通路で詰まってしまっただけかもしれない。
越後・相川村 ドンデン山B1
 ジェットコースター的なものに弱くて、 悲鳴をあげて卍丸に助けを求めていたという極楽の恥ずかしい一面を目撃した人物。 そのことについて極楽の反応が特に無いのがもったいない気がする。 恥ずかしがるなり、知らんぷりするなり、なにか欲しかったなぁ。
越後・相川村 ドンデン山B2
 「土砂を取り除くには爆薬が良い」という知恵を授けてくれるものの、 誰が爆薬を持って行ったのか具体的な話をしてくれない抜けた男。 ドンデン山の坑夫は会話しないと物語が進まなかったり、迷路のようになっていたりするために、 全員を違う絵にして、どこがどこなのかわかりやすくしようとしてくれたのかなと思われる。
京都/貧民区第2期 たき火の左上
 一見どういう恰好なのかよくわからないかもしれないが、 簀巻きに傘を被った男である。 ホテイ丸に教わった英語を少し話すというだけの、大して重要性もないキャラクターだ。
京都/貧民区第2期 たき火右
 正面からではわからないが灰髪。 20年も前に綾がさらわれた話(実際にはさらわせた)をちゃんと覚えてるあたり、30歳以上ではあると思う。 私は女だと判断したんですが……どうですかね。
京都/商店区第3期 西の宿屋と武具屋の前
 あまり京都に戻る必要性も無いので、見逃す人も多いかもしれない。 外国人に力比べを要求されて困っている心優しい力士。 口調からして出身は九洲地方か?(天外魔境IIIの舞台です)
京都/商店区第3期 預り所前
 お猿のバブルス君を従える猿回し。 商店区で無料で猿回しを見せてくれるのだが、 ただ屋根を飛び回るだけで大した芸はまだ無い様子。 修行中なのだろうか。
京都/商店区第3期
 猿回しが操るお猿さんのバブルス君。 猿回しは英語で指令を出しているので、海外からやってきたチンパンジーなのかもしれない? ぴょんぴょん跳ね回るだけで、大した芸はまだないようだ。
京都/寺社区第3期 南東の寺
 天外魔境II唯一の尼僧。 説法にも笑いを交えなければ誰も聞いてすらくれないため、 ネタ作りにいそしむ師匠のネタがつまらないことに嘆いている。 あなたも作りなさい!
丹波・赤川神社 西の泉付近
 なんと天外魔境IIには猫はこいつしかいない。 結構のんびりしていて人懐っこいカワイイやつ。 大和地方には圧倒的に犬が多いようだ。ちなみに、純粋な豚も1匹しかいない。
浪華・宝塚村 入口付近
 宝塚村に買い物をしにきた娘。 いくつも購入予定のものがあるらしいので、かなり裕福な家の娘なのだろうか。 女モノの専門店があるということを知っているあたり、 もう何度も宝塚村には来ているようだ。
浪華・堺村 西の倉庫
 神戸村のイヒカの村から速鳥を製作するためにやってきたイヒカの民の一人。 どちらかといえば助手的な役割だったのか、 もう一人居るイヒカの民よりもホテイ丸からの影響をあまり受けていない。
浪華・宝塚村 宿
 淡路島が沈没したあと男と共にグルグル回転しながら「金なら いくらでも もらってやるぞ」と唄っている。 淡路島沈没の際にエビス丸と船員が死んだあとにこの光景を見ることになるので、 多少の殺意が沸く。しかしそれもまたジパングの姿なのだ。
浪華・神戸村 西の建物の間
 神戸村と貿易していたのであろう中国人。魔海城の渦にやられた様子。 淡路島の三郎の塚を妖怪の住処と勘違いしているのは、三人の根の一族が入っていく所でも見たということなのだろうか。
浪華・神戸村 南西の右の倉庫
 倉庫の中にいるのだが、船が渦に飲まれたという話からすると、売買する荷物はないだろうし、 同じ倉庫の中で商談をしている中国人の船に一緒に乗せてもらって帰るつもりなのだろうか。
吉備・倉敷村 道具屋と倉の前
 ちょっと派手に着飾った上に荷物を持っているので、 いずこかへ結構大事なお使いの最中と思われるにもかかわらず、 旅人に「ようこそ」と声をかけ労い、安芸への行き方も案内してくれるデキすぎる女。
吉備・倉敷村 右から三番目の倉の中
 彼は岡山城の老中で、安芸の広島城からの救援を請う手紙を受けて、 倉の中で物資の手配をしている偉い人。 なので、蛇光院松虫を手に入れると物資が必要無くなるのか、 はたまた手配が終わったのか、居なくなる。
吉備・長船村 北東の家
 村の最奥にいる刀鍛冶の職人。 話しかけるだけで特殊な動きをするので覚えている人は多そう。 まだまだ修行中の身のようで、十連打がやっと。
安芸・広島町 広島城1F
 毎年欠かさず亀山神社に長寿祈願をしているという信心深いおばあさん。 だが、白銀城の発する猛烈な寒さには相当参っており、 おのれの死期が近いなどと後ろ向きになってしまっているご様子。
安芸・広島町 広島城1F
 見た目はあまり可愛くないが、 「火の勇者のお兄ちゃん!!」と、われわれを慕ってくれるカワイイやつ。 根の一族のせいで苦しい避難生活を余儀なくされている中でも、 しっかりと耐え忍ぶ偉いやつでもある。
安芸・広島町 広島城/東棟2F
 白銀城の寒風によって家が凍り付いたために広島城に避難させてもらっているという事情を教えてくれるおばあさん。 結構派手な色使いの服を着ていたり、腰が曲がっていないあたり、 おばあさんというよりは初老といった程度の年齢なのかもしれない。
安芸・広島町 広島城/西棟3F
 殿の命で白銀城に潜入を試みたものの、氷で滑って入れなかったという報告をしていた。 天守閣で一人せわしなく動き回っているのはその時の様子を身振り手振りで説明しているのだろうか。
長門・萩村 道具屋2F
 天外魔境II唯一の裸の若い娘。 バタバタと部屋中を裸で走り回る。 部屋には布団が敷かれ小坊主がいる上に、彼女の発言からここで何をしていたのかは明白。 昼間っからかなり充実しているご様子。勢いがちょっと怖い。

■何度か使われてはいるけど珍しいキャラクター

あぐらをかいている人
 キャラクターの画像を「右足を前に出している絵」というルールを決めた後、 その場で動かないキャラはどうしようかと思案した結果、 町を出入りすると絵が変わることに気付き、 望みの絵が出るまでひたすら町を出入りしていたが、 この絵はどうしても変わらなかった。 そこでじーーーっと見てみると、あぐらをかいているではないか! というわけで、この絵のキャラクターは移動不可能なのだ! ……と思う。実際移動しないし。

腕組みしている人
 腕組みをし、両眼を閉じて何かを考えているような姿でウロウロ歩いている。 こんな絵なので、これはよっぽど深い悩みを抱えているのかなと思いきや、 話しかけてみるとそれほど深く悩んでいる様子ではなかったりもする。






右手と右足が同時に出ている人
 ひと昔前は漫画で「緊張している人」を表現する時によく見られた動きで、 漫画でなくても現実に緊張して右手右足が同時に出るという人はたまにいる。
 だが、これには「ナンバ走り」という名前があり、 日本ではその昔、飛脚が使っていた走法だとか、 侍はこう歩いていた等という説がある。 体をひねらないからエネルギーのロスが少ないだとか、 着物が着崩れしないだとか、現代にしっかりと伝わっていない走法なため、 まだまだ研究中のものであり、効果等は諸説あるようだ。
 ←の絵でいえば一番下の娘が「ぶっさいくだな〜」と思ってじーっと見ていたら、 右手右足が同時に出ている事に気付く。 「歩き方までひどいんだな」と一瞬考えたがナンバ走りの事を思い出し、 時代的にはこっちのほうが正しいのか? と、 他のキャラもチェックしてみたところ、まだ数人いたというわけである。
 なぜ全キャラがナンバ走りではなく、この数人だけがナンバ走りなのかは、 全くの謎である。このキャラの製作を担当していた人のこだわりだったのだろうか? という気もするが、天外IIくらいの頃ならこの手のチビキャラは 一人でやっていそうな気もするし……やっぱり謎なのだ。