天外魔境II図解台詞集特集
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特集 > 【所感】

■天外魔境IIの色々に関して私の思う所を書いてみる。

巻物  ・治癒
 ・移動
 ・攻撃
 ・味方強化
 ・敵弱体化
 ・変身
 ・召喚
 ・その他
道具  ・治癒
 ・移動
 ・攻撃
 ・味方強化
 ・
 ・召喚
 ・特殊
 ・交換
 ・無駄
 ・品切れ
必須道具
武具  ・
 ・
 ・
 ・
奥義  ・卍丸
 ・カブキ
 ・極楽
 ・

【巻物】
<巻物全般について>
 私はドケチプレイヤーなので、お金はなるべく使いたくない。 だから道具も使わない。しかしどうしても必要になるのが回復。 なので技は全て回復に使う。 それで戦っていけるくらいまで段を上げてから進むようにしているのだ。
 特に天外IIは戦闘の仕様として「相手の段が高いと当たりにくい」 というのが非常に顕著な作品となっており、 貴重な技を使って無駄なターンを過ごす可能性がある(特に低段時)。 そして巻物がちゃんと当たるようになる頃には殴った方が早い。
 そんな私が思っている事だということに注意して欲しい。 低段攻略や、段上げを全くしないようなプレイスタイルだと感想は全く違うものになるでしょう。

 さて、天外IIには様々な巻物があるが、蘇生(瀕死回復)の巻物が無い。 前作天外Iでは自来也、綱手、大蛇丸のうち誰か一人でも瀕死になると敗走扱いで、 所持金半減で宿屋に戻された。 今作天外IIでは卍丸が瀕死になると敗走になり直近でセーブした国の方にお世話になる。 それだけでも前作と比べれば大分易しくなったのだが、 戦闘中の蘇生手段が「回天丹」と「反魂丹」しかなく、 回天丹は激レア(ただしドラクエの「せかいじゅのは」のようなもので、常に1つはタダで持っておける)で、 反魂丹は確率蘇生(蘇生しなかったり、蘇生しても体1だったり)なので、 結局のところ「誰も瀕死にならないように戦う」事を強いられているようなものとなっている。 ただ、天外IIの火の一族は実に強靭で、ちょっと歩けば何でも治る設定になっており、 雑魚戦闘で一人くらい瀕死になってもすぐに回復するので、 「誰も瀕死にならないように戦う」のは中将、大将戦だけ頑張ればなんとかなるため、 蘇生の巻物が無くてもそれほど困らないようになっている。
 また、蘇生の巻物が無いのは物語でも良い事だと思う。 RPGでは物語の流れで死人が出る事があるが、 「ザオリク使えよ」「レイズ使えよ」というツッコミは避けられない。 しかし天外IIでは死亡ではなく「瀕死」だし、瀕死で済んでるのは「火の一族だから」だし、 「火の一族の瀕死だから」回天丹や反魂丹で回復するのだとわかる。
 一応フォローしておくと、ドラクエではナンバリングによっては「選ばれし者だから蘇生出来る」 みたいな設定があったような気がするし、 FFもナンバリングにもよるが「死亡」ではなく「戦闘不能」な事の方が多い気がする。 ゲームとしての死亡と物語としての死亡の設定をどうするかは、 ゲームデザイナーやらシナリオライターやらの腕の見せ所だと思う。

治癒 / 傷を癒したり、状態異常を治す
名称効果範囲効果卍力極絹入手場所
若草3味方単体体 約55回復 ○○○○火多
 序盤から終盤まで使えるイイやつ。 終盤では万全を期すためにあとちょっと回復しておきたいという時に使う。 早い段階で無消費に出来て、極楽が使えたりするので、 極楽に持たせるという人も居たりするのだろうか?
息吹7味方単体体 約150回復 ○○○○近江
 全人類待望の巻物。 この巻物が来るまで、極楽を全快にするために何度ウィンドウを開くハメになったかというものである。 日立よりも先に手に入るべきだったような気もする。 息吹も無消費に出来るが、 無消費に出来るタイミングで弁天の兜が手に入ってしまうため、意義が見出しにくい。 移動中に使えるのは利点だが……。
昭和13味方単体体 約250回復○○―○石見
 これでメイン回復が2つになって体の維持が楽になる。 私は絹に若草、昭和。卍丸に息吹……いや? 逆だっただろうか。 やるときの気分かなと思う。
富士25味方単体体 999回復○――○吉備
 単体の体を全快……ではなく実は999回復する巻物。 確認方法は仲間を狂乱させて敵へ富士を使わせます。 もちろん体1000以上の敵に対して、1000以上ダメージを与えてからやらないといけません。 条件に適合するのはどうやら魔将パジャラしかいない。 とはいえ卍丸たちの体値は999を超えないので全快という認識で間違いない。
日立20味方全体体 約100回復○○―○越後
 入手がちと早いような気もするが、無きゃ無いで困る巻物。息吹の方が欲しかった。 何かの間違いではないのか? と思う理由として、
・二人しかいないのに全体100回復?
・技消費量が20もある
・入手当時唯一の使用可能者卍丸の技値が少ない
ホイホイ連発出来ないのに、使っても極楽が全快するほどではない。 なんともチグハグさを感じるのである。 この回復のやりくりがあるせいで越の三国は個人的になんか面倒なイメージがある。
 天照の剣に同様の効果があるが、 日立、有明、天照の剣と三人で全体回復が使えると安定感が違う。
有明36味方全体体 約200回復―○―○新・カブキ
 全体200という回復の切り札。 危なければもちろん使うが、技消費36はなかなか重いので、なるべく天照の剣で済ませたい所。
青松4味方単体状態異常解除(強化も含) ―○―○
 天外IIにはそこそこな数の状態異常があるが、 青松だけで全て完治するのはありがたい。 昔のゲームは毒、麻痺、眠り、石化などに対して個別に回復魔法、回復アイテムが設定されている事が多く、 よく悩まされたものである。 唯一困るのは強化も消えてしまう所。強化弱化も消えて全てがノーマルに戻る。
久松8味方全体状態異常解除(強化も含) ―○―○新・カブキ
 全員に青松を掛ける。意外と消費が少ないのが嬉しい所。 青松も久松もカブキと絹しか使用出来ないのがなかなかの悩み所。 ストーリーの進行でどちらかが居ない事がよくあるため、 状態異常を治す人が行動不能になった時とても困る。一つくらい清涼丸が欲しい。
移動 / 長距離移動を可能にする
羽衣6味方全体国内町村移動
訪れた町村のみ
○○――火多
 たま〜に飛べない所もある。
・火多で伊吹峠(京なら飛べる)
・火多>炭焼小屋
・火多>関所
・尾張>弁天塔
・全ての忍の里
・越前>人魚村
・石見>足下村
・浪華>住吉大社
・丹波〜浪華>六甲峠
・因幡〜出雲>馬鹿野城
・安芸>亀山神社
・安芸>船海宮
 ほとんどの飛べない理由はなんとなくわかるが、六甲峠だけ特に理由らしい理由が見当たらない。設定ミスだろうか。
天人8味方全体国間移動
訪れた町村のある国のみ
○―――紀伊/嘆きの谷
 「一度立ち寄った町村のある国」というのが大事で、ストーリーで天の橋立から因幡へ飛んだ後、 鳥取村へ入る前に別の国へ移動してしまうと天人で因幡に行けない。 また天の橋立から因幡に入らなければいけなくなる。
引波6味方全体迷宮脱出
使用不可の場所有
―○―○紀伊
 引波が封じられている場所がある事について作中でそれなりに理由が語られている (千年前に火の一族が使いまくったせいで対策されてしまった)のが、 物語に長い歴史があるんだという奥行を感じられて私はとても好きです。 それが例えストーリーの進行上、飛ばされると困るイベントがあってこじつけた理由であっても。
攻撃 / 敵を攻撃する
鬼火3敵単体炎 約30打撃 ○○○△尾張
 序盤で物理の効果が薄い時に使う最後の手段。 ただ、天外IIの戦闘は仕様上、物理の効果が薄いなら敵との段差があるものと思われ、 段差があると巻物も効きにくいため、あまり頼りになるものではない。
火天10敵単体炎 約120打撃 ○――△越前
 威力は上々だが、同時期に少し頑張ると秘剣不知火(軍炎)が手に入ってしまうため、 そうなるともうお役御免となってしまう。 また、入手当時の卍丸は回復役なのであまり攻撃に技を回せないという事情もある。 その後も別の武具で火天の効果が得られたりするため、 火天の巻物そのものを使う事はあまりないのではなかろうか。
残火13敵全体炎 約20打撃,数回継続 ○――△/信楽村
 威力が無い上にウリの継続時間も短い。普通に殴った方がいくらかマシ。 こちらが使う上での利点はあまり見いだせないものの、 そのクソザコ威力のおかげで敵が使ってくれると助かる。 そんなしょっぱい巻物だが、入手方法が特殊なおかげで割と印象には残る。 二回目以降のプレイでは取り逃し易い気がする。
軍炎16敵一団炎 約120打撃 ○――△丹波
 全体エフェクトのおかげで戦闘がスムーズに進み、威力も高い優秀な巻物。 そんな優秀な効果が秘剣不知火で誰でも使えてしまう。 おかげで軍炎自体を使う事はあまりないかな。
神炎30敵単体炎 約300打撃 ○―――吉備
 手に入れた直後はその威力に気分が高揚するものであるが、 消費30のおかげでそうそう連発出来ないなと気付くとしょんぼりする。 絹が使えれば良かったが、炎系の巻物で神炎だけは卍丸専用である。 敵に使われると大変脅威。
雷光4敵全体雷 約15打撃 ○○○―火多
 よく敵が使ってくるイメージ。 全体攻撃なのでバンバンバンバンと画面が揺れてうざったい。 威力が低すぎて序盤でもあっという間に使う機会は無くなる。
雷電12敵単体雷 約20打撃x2〜4 ○○―△
 雷系では唯一の単体攻撃。 全て当たれば80近いダメージが出せて強いのだが、 4回出て4回当たる可能性はどんなもんかと考えると、期待値は低い。 特に入手当時の強敵である伏雷になかなか効かない思いをした人は、 それ以降使わなくなるのではないだろうか。
迅雷14敵全体雷 約70打撃 ○○―△越後
 そこそこな威力はあるが、入手当時は極楽との二人旅。 卍丸は回復役なので迅雷を使う技値の余裕があまりないのが実情。 それほど使う機会なく存在を忘れられる巻物。
紫電26敵全体雷 約110打撃 ○○―△浪華
 威力がまぁまぁな割に消費26は燃費が悪い。 雷系全てに言える事だが、 天外IIは仕様上それほど多種多数な敵が出現出来ないため、 いかに全体攻撃とはいえ、秘剣不知火(軍炎)で事足りてしまう。
天雷38敵全体雷 約160打撃 ○○――吉備/いろは宮
 終盤も終盤のいろは宮で手に入るのだが、 やはり雷系の良くない所がそのまま当てはまる。 逆に邪赤竜に使われて困るので、無い方が良かったとさえ思う。
風花4敵一団風 約25打撃 ○○―△尾張
 無いよりマシといった程度。ただ、入手時は卍丸の一人旅。 命綱である若草を使うために技は温存したいため、 双頭か夜の右手が大量に出た時に使う事があるかも……? といった程度。
野分7敵一団風 約50打撃 ―○―△火多
 実はこんなんでも風系最強の巻物。伊勢で入手可能な怪刀木枯しで代用出来る上に、 巻物本体は京入り後。しかも使用可能なカブキはその後すぐ離脱。 野分そのものを使う事はそうそうないだろう。
花嵐8敵全体風 約30打撃 ―○―△カブキ
 風系唯一の全体攻撃。おかげで威力がおさえられ、技消費が増えた。 敵がよく使ってくるイメージ。ブババババ!とド派手な音がしてビビる。
神風12敵単体風 術者最大体値の
約20%分を敵から奪取
○○――石見
 風系唯一の単体攻撃なのに威力が無く、当たりにくくて消費がデカイ。 良い所が見当たらないやばい巻物。 卍丸を99段にしてようやく威力が100を超えるというのはあまりにも釣り合わない。 ダメージを与えたいなら殴った方がいいし、回復したいなら息吹を使った方がいい。 敵が使ってくると1ターンほぼ無駄になるので助かるというのがメリットか。
氷刃6敵単体氷 約60打撃 ―○――カブキ
 カブキの初期装備で強力。 これが中将にバンバン当たれば非常に助かるが、 怪刀木枯しを使うのが堅実か。敵に使われるとやけに痛い。
氷竜23敵単体氷 約240打撃 ―○――新・カブキ
 いきなりの威力爆上げ。 その分消費もデカイが、この威力なら納得だろう。 肉助が氷系に弱いという情報でこれを連発するが、 あっという間に技が尽きて困る初心者がいそう。 しかも段差があると普通に当たりにくいという。 あれは罠情報だったのではないかと今は思う。
雨竜33敵一団氷 約240打撃 ―○――吉備/倉敷村
 氷竜を一団にかけるようなものだが、 氷から雨ってちょっと冷たさがグレードダウンしているし痛くなさそう。 また、この頃には奥義による強めの一撃で各個撃破していく方がイイカンジなため、 33も技を消費していられない。
凍竜27敵一団氷 約70打撃+凍結 ―○――新・カブキ
 ダメージより凍結目的。なんならダメージ要らないとすら思う。 天外IIは大将にも割と普通に状態異常が効いてくれるため、 凍結させて静乱斬は最強! 凍結状態は物理攻撃が100%当たるようになる。 胴締めを使っておくと凍結が解けても拘束して敵の行動不能時間が伸ばせる。 これの単体バージョンがあったらコスパ良かったのに。 完全に同名の根の一族がいるが、そいつが使ってくるのは氷刃。 まぁ「凍竜は凍竜の巻物を使った!」って表示されたら紛らわしいからいいけども。
宿木1敵単体技 奪取(0〜16) ―○―△因幡
 吸収量が非常に少ない上に技を消費する。 そして当然、敵と段差があるとしっかりミスる。 この程度の吸収量なら技消費量はゼロでも良かったと思う。 ただその分、敵に使われても気にならない。
味方強化 / 味方に影響し戦闘を有利にする
力王12味方単体攻撃力 20%増 ○○―○越中
 上がる数値だけ見ると微妙に見えるが、 実際に敵に与えられるダメージは40%ほどあがるためなかなか強力。 技消費量12がちとキツイ。
金剛5味方単体守備力 40%増 ○○―○近江/西京洞
 かなり固くなってそうそう死ななくなる。 技消費量が5と控えめなのも使いやすい。 その分、少し格上の敵に使われると手も足も出なくなる。
火蛇26味方全体攻撃力 12.5%増 ―○―○新・カブキ
 消費が少々重いため、気安く使うとあっという間に技が枯渇する。 力王だけではちょっと物足りない時のブーストに。
石蛇12味方全体守備力 20%増 ―○―○新・カブキ
 パッと全員に掛けられる気休め、または金剛が切れた時用の保険として。 無いよりはマシである。
風蛇9味方全体素早さ 20%増 ―○―○新・カブキ
 公式ガイドブックで「素早さが最も大事なパラメータ」と言われているのに、 素早さを上げられる術はこれしかない。 個人的にこの巻物の恩恵をあまり実感することは無かったが、 命中、回避、連続攻撃率が上がったりするはずで、格上と戦う時にカギになるだろう。 技消費量9と使いやすいのが嬉しい。
花咲12味方単体術成功率 上昇 ―○―○丹波
 個人的に効果が実感出来るほど上がるイメージはない。 やることがないならかけておく、 または凍竜がやけに外れる時に使う程度。 技消費量12と結構重い上にすぐ効果が切れるのもダルイ所。
追風8味方単体術持続力 上昇 ―○―○出雲/荒神谷古墳
 「追風を掛けられた人」が使った巻物の効果が切れにくくなる。 私は「Aに力王をかける→Aに追風をかけると力王が切れにくくなる」といった勘違いをしていた。 持続率自体は確かに上がるようだが、あくまで確率なので、切れる時は切れる。 これも効果が実感しにくいので気休め。
城壁26味方単体物理攻撃 無効化 ○――○
 実は城壁の効果範囲は「味方一団」。 プレイヤーでは確認できないが、 敵のナベかぶり、または美女地獄が城壁を使った時にその様子を確認することが出来る。 城壁を掛けて静乱斬が最強。
結界26味方単体術攻撃 無効化―○―○新・カブキ
 こちらも城壁と同じく「味方一団」。美女地獄で確認出来る。 この手の無効化スキルは回復も無効化してしまうといった事がよくあるが、 天外IIでは攻撃だけしっかり防いで回復、強化はちゃんと効果がある。
 敵の術で一番厄介と言えるのはキツネ火の神炎くらいのものだと思うが、 結界は仲間一人にしか掛けられず、神炎が誰を狙うのかはわからない。 じゃあ極楽に結界を掛けてかばわせれば……とも思うが、 キツネ火に対して先行してそこまで行動出来るならおそらく奥義を連打すれば倒せる。 それに無限に出現する雑魚相手に技消費量26の結界を毎度やっているわけにもいかない。 使い所として思いつくのは百貫丸戦の時にカブキに掛けておくくらいか? 私は清涼丸で済ませますけども……。
山彦20味方単体ダメージ半分反射 ―○―○浪華/イヒカ村
 対象が受けたダメージを加害者に50%反射する。 巻物そのものよりも、先に入手出来るカラクリ服で代用出来てしまう。 海牛法師が使ってくる術としてのイメージの方が強い。 序盤なら反射ダメージも頼りになるが、山彦が手に入る頃にはダメージソースとしては物足りないし、 使うとしたら極楽に掛けてかばわせることになりそう(全員に山彦をかけ続けるのは現実的じゃない)だが、 入手時期は極楽が最大火力なので、そんなことするより戦わせた方がいい。
赤影17術者影分身作成(1〜3体)○○―○越後
 自分で操作出来る分身を作り出す。 分身の体値は術者の1/8で、技値、道具、武具、巻物を共有する。 混乱でもしない限り分身を強化系の巻物の対象に選択することは出来ない。 基本的に大将の攻撃を受けたら消えるさだめなので、 捨て駒として分身に松虫斬など使わせると強い。
転生6術者攻守早が高い味方と
攻守早が同じになる
根の一族存在しない
 転生を使う敵の中で他の敵とよく出てくるのは呪老人くらいのもので、 しかもその他の敵とそれほどステータスに差がある感じでもないため、 特に驚異的な術ではない。 その土地に場違いな強敵が居て、そいつのステータスをコピーしてくる ……とかだったら強かったんだろうが。
文殊8味方一団知能 増強 根の一族存在しない
 ホガンホガンというマヌケな効果音と共に味方一団の知能が高まるらしい。 知能が高まった結果どうなるかというと……実はよくわからない。 体値が低いやつを優先的に狙うとか? 特殊攻撃をよく使うようになるとか? 色々考えたが特に実感したことはない。 それよりも一団にホガンホガンとかかるために戦闘にかかる時間が延びる事の方が迷惑だった。
水鏡10敵単体対象の武器の攻撃力が
自分の攻撃力に加算される
根の一族存在しない
 対象の装備している武具の攻撃力を自分に加算するらしい。 効果だけ見ると後半になるにつれてやばい術になりそうだが、 使ってくる敵が軒並み元の攻撃力が無いも同然のクソザコなため、 その効果を実感したことは私は無い。
敵弱体化 / 敵に影響し戦闘を有利にする
月読4敵単体攻撃力 25%減 ○○―○
 敵にやられるとガクッとダメージが下がってなかなか厄介だが、 使ってくるのは火遊び少女とヌラリヒョンのみ。 純潔の鎖で同様の効果が得られるため、 持っている時によく使った人は多いだろう。
月光7敵一団攻撃力 12.5%減 ―――○近江
 なぜか月読にはあるエフェクトがない(シャーシャーというSEのみ)。 下がる量が微妙な割にそこそこ技を喰うので使う人はあまりいなさそう。 敵が使ってくる術というイメージ。 月光をくれる天狗の庵がめちゃくちゃ豪華で期待感をあおるが、月光でがっかりする。
冬枯7敵単体守備力 12.5%減 ○○―○紀伊
 単体なのに技消費量7と月光と同じな上に減少量も少なめでなんだかやな感じ。 力王、火蛇を使った上でさらにダメージを増やしたい時に使う。 最終的には妖刀村正で代用されてしまう運命にある。
泥虫4敵一団素早さ 25%減 ○○―○紀伊
 効果範囲、減少量ともに高いのに技消費4と少なめの優秀な巻物。 とはいえ私のプレイした範囲では効果を実感出来た事は少ない。 格上の相手に効けば攻撃が当たりやすくなるのだろうが、 格上にはまずこの泥虫が成功しないという天外IIの仕様が立ち塞がる。 やることが無い時に天狗スーツか送霊の鈴を使うくらいだろう。
月寝8敵単体催眠 ○○―○伊勢
 成功すれば静乱斬チャンス! 他にも眠った敵は物理攻撃が100%当たるようになる。 当たりにくい攻撃というと飛げりか義経斬くらいしかないが、 胴締めを使うと無力化しておける時間が延びる。
星寝17敵一団催眠 ―――△浪華
 眠った状態の説明は月寝と同様だが、 月寝と星寝の眠りは別モノ扱いで、 月寝が覚めても星寝で寝ているという事が有り得る。 用途としては一度に沢山眠らせるためのもののはずだが、 一度に沢山出てくる敵は概して弱く、 わざわざ成功するかどうかもわからない星寝を使う必要性が感じられない。 実際に72段で赤い絞殺魔(36段)6匹に使用した所、2匹しか眠らなかった。
 星寝に関してはストーリーで蛇光院松虫を手に入れた後の絹しか使えない という部分が印象的な術だと思われる。
母忘5敵単体術忘却 ○○―○紀伊
 対象を忘却状態にさせる。いわゆる術封印。 メッセージは「巻物を使えなくなった!!」だが、 巻物を使わない敵の術(根の一族は巻物無しに術が使える)も封じる事が出来る他、 明けガラスの「口から炎を吐いた(火天)」など、実体が術なら封じる。 ただし、テンギャンの「全員の生爪をはいだ」のようなただの特殊攻撃は封じられない。 このあたりの線引きは封じて確かめてみるしかない。 しかしまぁ母忘なんて使うヒマがあったら殴って倒した方が早い。
 母忘を喰らう→戦闘が終了する→忘却状態のまま次の戦闘に突入し忘却状態が解除されると、 「○○に かかっていた 子忘の効果は 消えた!!」と表示される。なぜなのかは不明。
子忘11敵一団術忘却 ―○―○
 一団を忘却状態にさせる。いわゆる術封印。 母忘にはあるエフェクトが子忘には無い。戦闘に時間がかかってしまうため省略したのかも。 忘却効果については母忘と同様。 母忘と子忘の忘却は別モノなので、母を思い出しても子が思い出せないということが有り得る。 母忘と同じく、こんなの使うヒマがあったら殴った方がいい。 百貫丸かデデベあたりなら凍結回避に使えるかなぁ?という気もするが、 封じられるとその行動はしなくなるため、 逆に強力な全体攻撃が来る回数が増えて困りそう。
陽炎5敵一団攻撃命中率 減少 ○○―○火多
 術の成功率には関係ないと思うが未確認。 折れた銅鉾で代用出来るせいで巻物が使われる事はあまりない。
仏滅6敵一団運の力減少(全成功率低下) ○――○丹波
 公式ガイドブックによれば「すべての攻撃命中率を0.5倍に減少させる」らしい。 ステータスで「運の力」なるものが見えないため、どのくらい低下しているのかは不明。 確認出来た範囲では同じ敵に対して2〜376減少するというわけのわからない幅があり、 本当に在る値なのかは怪しい所。個人的に実感出来た事は無い。 仏滅の成功率自体が低いため、やりたいなら黒蜘蛛の剣を使うと無駄が無いだろう。
千湯5敵単体知能 低下 ○○―○越中
 知能が低下した結果何が起こるのかは不明。 術も使ってくるし仲間も呼ぶ。 そんな効果不明な巻物を使う人がいるかといえば……。 ただし、私の調査ではこの巻物、どうやら失敗しないようだ。でもなぁ……。
万湯8敵一団知能 低下 ○――○出雲
 千湯と万湯の知能低下は別モノなので、千湯が切れても万湯で低下したままということが有り得る。 しかし千湯同様に効果のほどは不明だが、確実に成功する模様。 天狗は「あらゆる巻物の中で 一番 使える」と言っているが、 マントーとかけたダジャレのネタ巻物じゃないかと個人的に思っている。
地獄6敵一団自傷 ―――○出雲
 敵が自分の行動ターンで自分を攻撃するようになる。 実質的に敵を無力化出来るので静乱斬チャンス。 ただし、静乱斬中に自傷はしない。 結構よく掛かるし消費も少なめなので使いやすい。 効果が結構非道い巻物なのだが、絹だけが最初から使える。
人形10敵単体術者の攻撃対象へ追撃
術者の[戦う]にのみ追撃
―○―○丹波
 対象を人形状態にする(とでも言えばいいのか)。
・人形状態は行動不能ではなく普通に行動してくる
・人形を掛けた術者が通常攻撃した対象へ追撃してくれる
・追撃にターンは無関係で術者の直後にしてくれる
・術者の攻撃で敵が死ぬと追撃は無し
・二匹以上を人形状態にしても追撃は最後の人形だけ
・味方に掛かった人形もちゃんと効果がある
 というわけで、何かと特殊な効果となっている。 総合的に見て有用性が見えにくい。技消費10と結構重めなので、 それなら地獄を掛けた方が良い気がしてしまう。 掛かるか不確定な行動に1ターン使うくらいなら、 雑魚なら殴ってしまった方が早く倒せる。 せめて技消費1とかなら暇な時に使ってもいいかもしれないが。
乱牛6敵一団狂乱 ○――○因幡
 狂乱はいわゆる混乱。行動対象がめちゃくちゃになる。 何をするか自体は選択出来るが、選択した通り動くかは運次第。 狂乱中は全ての効果範囲が単体になる。 色々と普段は見られない現象が発生して楽しい。
水泡6敵一団術効果消去(弱化も含) ―○―○因幡
 敵にかける久松。運良く成功した弱体化の効果も消えてしまうが、 たまに大将がやべぇ術を使ってくる事があるので常備しておきたい。
変身 / 姿を変えて別の力を得る
虎王9味方単体狂暴な虎に変える―――○石見/左火女山
 虎って火の一族より強いんだろうか? この巻物は絹しか使えないため、通常攻撃を封じられている絹のための巻物なのだろうが、 虎になるとプレイヤーは操作不能になるので、絹の主な役割である回復が出来なくなってしまう。 戯れ以外に使ったことはない。
召喚 / 第三者を呼び出し共闘
式神6味方or敵式神(1〜2体)召喚,共闘 ○――○因幡
 式神が20%の確率で敵側につく事があるのがうざすぎて使えない巻物。 しかも敵の攻撃対象にもならないので、逃走してくれるのを待つしかないが、 仲間(式神)を呼んだりもするせいで困る。不確定な巻物は嫌いだ。
三角15味方鬼三匹召喚,共闘 ―――○出雲
 鬼が三匹やってくる。式神と違って絶対仲間になってくれるイイヤツラ。 敵の攻撃逸らしにも使えて便利。
虹竜15味方or敵竜を召喚し日立/火蛇/城壁/結界/迅雷/紫電/星寝のどれかを発動し去る
迅雷は卍丸達にかける
―○――長門
 日立、火蛇、城壁、結界、迅雷、紫電、星寝のどれかが発動する。 迅雷は卍丸たちに向けられる。 設定上では竜が現れてそれぞれの術を使用しているらしい。 城壁、結界は味方の単体にしか効果が無い上に、対象を選べない。 星寝も効果範囲は一団だが、対象団体を選択出来ない。 とにかく効果が不確定で使い道に困る。 虹竜にしか無い効果なら面白かったが、 どれも別にある巻物の効果なので面白みに欠ける。 迅雷以外は技消費量だけ見ればお得だが、デメリットを考慮すれば「だから何だ」としか言えない。
馬鹿30敵単体大量の馬と鹿を召喚
約150打撃を与え即去る
マントー2存在しない
 マントー2専用の術。天外Iではウマシカの魔法だった。 内部的な効果としては軍炎らしいが、ちょっと威力があるのはマントー2の炎属性が高いからだろうか。 マントーと同じような目をした馬と鹿が大量に出てくる様は面白いのだが、 天外IIには特にヴィジュアルが無いためそんな様子を確認することは出来ない。 後世の派生作品で見る事が出来る。
その他
清水8味方全体有害床 無効化○―○○越前
 ダメージを受ける床に対して無敵になる。 正統派の体値を削るダメージ床の他に、 天外IIには「技が減る床」「忘却状態になる床」があり、 場所によっては辺り一面ダメージ床のような場所もあるため、 なるべく常備しておきたい。
逃水20味方全体戦闘離脱(雑兵のみ)○――○越中
 敵から必ず逃走出来る。低段攻略には欠かせない術らしい。 消費がデカイので個人的に使う事はまずない。
宝香1場内全階場内の宝箱数勘定 ○○―○伊勢/伊賀村
 宝箱の数を教えてくれるのだが、これが結構いい加減であてにならない。 白川村、密林城、和歌山町、人魚村、朱雀洞、黄昏洞、地獄城、村上洞、白橋洞では数が合わない。 場所を教えてくれるわけでもないし、「宝箱の数」なので、 宝箱の中身を取得しても宝香の結果が減る事はない。 親切なようで不親切な巻物である。
花道22味方全体敵遭遇率 減少 ○○――越中
 雑魚敵と遭遇しにくくなる。 効果がすぐ切れる、消費がデカイなどの理由であまり使った事がない。 天外IIの敵出現率にはやけにムラがあって、 根来の古墳で一度も戦闘が無いまま花吹雪 典善まで到達したことがある。
友引4敵全体敵遭遇率 増加 根の一族存在しない
 雑魚敵と遭遇しやすくなる。 戦闘後に効果を及ぼす珍しい敵専用の術。 敵が突然使って来て何も起きなくてなんだろうと思ったら友引な事が多い。 花道同様あっという間に効果が切れるためそんなに気にならない。

【道具】
<道具全般について>
 ドケチプレイヤーな私は道具を買わない。 しかし、それ以前に天外IIは道具の所持制限が厳しい(最多で24個)ため、 持ちたくても持てないという事情があり、 大量に回復アイテムを用意してゴリ押すといったことがしにくい。 そうなるとやはり道具に頼らずに戦えるだけ段を上げるというプレイスタイルに落ち着くのだ。 一番買ったのは……七福の玉、次いで清涼丸だろうか。

治癒 / 傷を癒したり、状態異常を治す
名称消滅効果範囲効果
福引串団子 4020一回味方単体体 約10回復,金銀赤紺緑黒白竹の串のどれかが残る
 京都で買える福引になっている団子。食べると各色の串が残る。 串の色によって様々な景品と交換出来る。 実際に作ったら団子を食べずに捨てる人がいて社会問題になるのがオチだろう。 そしてその対策として目の前で食べさせる事になるが、 そもそもなんで団子なんだとか、食べ物を粗末にしているとかいう批判を受けて販売中止になるのだ。
 天外IIの世界は昔がモデルになっているので、 食べ物は貴重で誰も捨てたりしないし、 美味しい団子を食べつつおまけがもらえるとして、 ちゃんと機能していそうな気がする。
そば団子 31一回味方単体体 約15回復
 私は一度も買った事が無いかもしれない。 回復量が少なすぎて、尾張に入る頃にはもうわざわざ買う事はないだろう。 天外IIは道具所持制限が厳しいので、一つで沢山回復する道具を持ちたいものだ。
美素団子 84一回味方単体体 約30回復
 秋葉山の滝のお地蔵さまにお供えをすると滝が止まって傘岩仙人の所へ行けるようになる。 その用途以外に買う事が果たしてあるのか!? ところでなんで「味噌」じゃないんだろう。
甘露丸 2814一回味方単体体 約60回復
 食糧事情が良くない大昔は、甘味(高カロリーなもの)は栄養食品であり薬であった。 百命丸が楽勝で買えるような懐事情になるまでは主力。 とはいえそれでもやはり買うほど必要になるようなものではないと思う。 拾って手に入る分で足りるのではなかろうか。
百命丸 7638一回味方単体体 約100回復
 体が約100回復するということがよくわかる良いネーミング。 店売りの回復アイテムとしては最高の回復量を誇る。 極楽加入後はいくつか持っていたかった。
養老丸 400200一回味方単体技 約20回復
 店売りで唯一の技回復用のアイテム(七福の玉は体も回復するので技回復用ではない)。 買うというより、宝箱等から拾ったものが高く売れるのが嬉しかった。 序盤はとにかく金欠なのだ。
清涼丸 2010一回味方単体瀕死/呪い以外の状態異常回復
 誰でも使える青松。卍丸か極楽あたりに一つは常備させておきたい。 わけのわからん安さなのもありがたい。 ただし、毒の泉に苦しむ旅人を狙ってか、丹波の行商人は63両という高値で販売していたりする。
反魂丹20,00010,000一回味方単体 以下のどれかが無作為に発動
(1)瀕死復活,体技全快
(2)瀕死復活,体が体最大値の25%回復,技1/2
(3)瀕死復活,体が1回復,毒状態
(4)体10%減少
 効果が不安定で信用出来ない。 しかも値段がめちゃくちゃ高い。 こんなものに頼るくらいなら意地でも段を上げてやる!
回天丹25,000一回味方全体呪い以外の状態異常回復,体技を50〜100%回復
 最強の回復アイテム。普通に入手しようとすると地獄の如きレア度(福引串団子の最高レア)。 しかも一番必要になる最終局面では京都が無くなるため雑魚のドロップに頼るしかなくなる困ったアイテム。 しかし天外IIの宝箱の仕様のおかげで、 未所持なら宝箱の中身が復活するため、一つは常に所持しておける。 用いる作戦に応じて生き残るキャラに所持させたい。
影の霊薬500一回味方単体 ゲーム開始時に以下の効果が被らず無作為に設定される
(1)体が最大値の50%回復
(2)技が最大値の50%回復
(3)清涼丸と同効果
(4)75%の確率で体技が現在値の25%回復,はずれは減少
(5)25%の確率で体技全快,はずれは1
(6)酸と毒になる
(7)術忘却
(8)75%の確率で敵遭遇率1/2,はずれはx4
血の霊薬
月の霊薬
猫の霊薬
灰の霊薬
骨の霊薬
虫の霊薬
夜の霊薬
 詳細は裏天外魔境さんが詳しく解析しておられます。 一つの効果がわかれば他の効果もわかる。 影、月、骨、夜は百鬼夜行の箱から手に入る武具で代用可能。 個人的には骨の霊薬に技回復が来たら大ラッキー! だと思います。 そうならなかった場合にやり直すのは非常に大変なので、私は七福の玉に頼る事にします。
移動 / 長距離移動を可能にする
風の護符 6030一回味方全体国内の訪れた町村へ移動
 羽衣の巻物の道具版。序盤で技が少ない時に使う程度。 中盤以降に出てきても正直困る。
嵐の護符 6030一回味方全体訪れた町村のある国へ移動
 天人の巻物の道具版。これも風の護符同様か。 道具屋に普通に販売されていて、それほど高価でもないのだが、 暗黒ランの根に邪魔されて困っている人がかなり多く居るあたり、 卍丸たち以外にとっては本当にただの旅のお守りといったモノなのかもしれない。
戻り石 10050一回味方全体迷宮脱出,使用不可の場所有
 引波の巻物の道具版。引波の巻物はカブキと絹しか使えない為、 そのどちらも居ない時には一つは欲しい物である。 使用時のメッセージ「白い蛇が卍丸たちを 飲み込んだような気がした…」というあたり、 天外Iの白い動物たちを想起させる。
攻撃 / 敵を攻撃する
時限爆弾1,000一回敵単体敵へ:約30のダメージ
敵から:対象の道具袋に時限爆弾が追加,数ターンで爆発
 二つしかない攻撃に使える道具の一つがほぼ敵由来。三郎の腹塚に一つ再生する宝箱があるが、 所持しているといつ爆発するかわからないし、与えるダメージも大したことが無いため、 捨てちまう事をお勧めする。
燃える水 400200一回敵一団極楽のみ使用可能,炎系攻撃
 二つしかない攻撃に使える道具の一つが残火の巻物と同じ効果というゴミ性能。 デモシーンにもあるように極楽のウリの一つのはずだが、どう考えても殴った方がいい。 最低でも火天くらいの威力は欲しかった。 黄金虫の卵による金策で秘剣不知火も手に入れられる時期だと考えれば、 軍炎の効果でも良かったと思う。その場合は値段が2000両くらいになったかもしれないが。
味方強化 / 味方に影響し戦闘を有利にする
百年人参10,0005,000一回味方単体守備力上昇
 値段が高いため、通常のプレイでは残火の巻物を入手する時に手に入れるくらいだろう。 越前は輪島村の青空市場で買うとお得。 食べれば百年生きられる!的なネーミングだろうか。
岩戸の盾2,4001,200数回味方全体3ターン無敵,ただし行動不能
 ドラクエでいうアストロン。個人的には換金アイテムだと思っているが、 低段攻略が極まると重要なアイテムになるらしい。
/ 同名の術の効果が得られる
冬枯の杖5,0002,500数回敵一団守備力減少
 そのままの名前の杖で、冬枯の巻物と同様の効果がある。 調査では50回以上使えた。壊れないのではないかと不安になるほど使えた。 とはいえ、消耗品に5000両はなかなか高価(でも杖の中では一番安い)。 京は割高なので除外するとして、最初に買えるようになるのは近江・亀岡村。 武具がどんどん高額になっていく中で冬枯の杖を買うほどの価値があるかは微妙な所。 私は買いません。
春眠の杖6,0003,000数回敵単体眠らす
 効果は月寝の巻物と同様。調査では40回以上使えた。 杖の例にもれず高価で、個人的には買わない。 手に入れたら売ってお金にする物だ。
陽炎の杖8,0004,000不滅敵一団攻撃命中率減少
 そのままの名前の杖で、陽炎の巻物と同様の効果がある。 しかし、たった45両で買える(ていうか結構頻繁に宝箱から出てくる)折れた銅鉾で代用出来てしまう物に、 8000両も払う価値は無い。宝箱から出てくれば使っても良かったかもしれない。
逃水の杖18,0009,000数回敵一団戦線突破(雑兵のみ)
 そのままの名前の杖で、逃水の巻物と同様の効果がある。 調査では21回使えた。 低段攻略等では有り難い物のようだが、非常に高価なために買う事はない。 天外IIは普通にプレイしている限り、「どうしても逃げたい」というような状況は滅多にないし、 全滅ペナルティもほぼ無いからだ。
強迫の杖40,00020,000不滅敵一団狂乱させる
 効果は乱牛の巻物と同様。 なぜ「強迫」で乱牛の効果(狂乱)になるのか、イマイチよくわからない。 何度でも使えるのはいいのだが、敵を狂乱にしてもそれほど有利にはならないため、 有用性は疑問。 杖の値段はどんどん跳ね上がり、ついに40000両。 手に入ったら売って武具の資金に回します。
地獄の杖9,000数回敵単体自傷
 そのままの名前の杖で、地獄の巻物と同様の効果がある……と見せかけて、効果範囲が単体。 非売品で、黄昏洞の宝箱に一つあるのみという激レアな杖なのに、 調査ではたった2回で壊れてしまった脆い杖。 一応「死の歯ぎしり」が落とすが、暗闇城にしか出現しないため入手時期は限られる。
召喚 / 第三者を呼び出し共闘
三角の玉8,0004,000一回鬼三匹召喚(失敗有),共闘
 三角の巻物のアイテム版。なかなか良い値段なので売って軍資金にしたい。
式神の符2,5001,250一回式神1〜2体召喚(失敗有),共闘
 式神の巻物のアイテム版。式神はたまに敵になるから大嫌い。 誤使用が怖いのですぐに売り払ってしまいたい。
特殊 / 非常に特殊な効果が得られる
ビ薬の香炉480一回敵遭遇率増加
 大寄せ、または友引の術を自分にかけるアイテム版。敵との遭遇率が上昇する。 どちらもあっという間に効果が切れてしまうのはビ薬の香炉も同様。 上昇する遭遇率が大したこと無いため、敵と遭遇しないまま効果が切れる事もよくある。 カブキが大寄せを覚えるのは暗闇城での再加入時になるため、 それまでの間に遭遇率を上げたい時に使うものなのか? とも思うが、 それにしては消耗品で非売品、宝箱から出る三つが何度でも取れるとはいえ、 効果を考慮するとわざわざ取りに行く手間をかけるほどではない。 最終的には地獄のタマにとってかわられる運命にあり、その存在意義がよくわからないアイテムである。
殉教の碑50数回味方単体使用者の体技の最大値の25%を対象へ与える(75〜100%)
 非売品の道具に頼ると無くなった時に困るため、あまり使いたくないと考えていたため、 試しに使ってみた事くらいしかない。分け与える量が25%という即座にわかる値ではない上に、 その値がそのまま相手に受け渡されるわけでもないため、とにかく確実性が無く使いにくい。
 卍丸が使うと敗走するリスクが高まる。絹が使うと元の体が少ないために瀕死になるリスクが高まる。 極楽が使うと技が影響しないのがなんか勿体ないような気がしてしまう。 カブキは凍竜要員だから人に技を渡す余裕はない。結局使いどころがよくわからない。
油壷400200一回全体炎系攻撃の威力が敵味方問わず上がる
 炎系攻撃の威力が約1.5倍になる。その戦闘中の効果は永続で、効果としてはなかなか強力。 しかし格上の大将には巻物が効きにくく(効かなかった場合はダメージゼロ)、 1.5倍になったからといって巻物だけで大将を倒せるわけでもない(技が足りない)。 秘剣不知火無双をさらに補強するための道具か。 終盤になると巻物そのものの攻撃力に期待することはほぼ無くなるため、使う機会は無くなる。 通常攻撃に属性を付与させる巻物でもあれば良かったなぁ。
 敵の使う炎系の術にも効果がある。 マントーの馬鹿の術など、一見して炎系とは思えないようなものが内部では軍炎扱いだったりするので注意が必要。
地獄のタマ300不滅雑兵召喚,戦闘突入(ただし敵の出る場所のみ)
 同名の敵のアイテム版。使うと即戦闘に入れて色々試したりするのに楽。 存在こそ足下人形店で見られるものの、入手場所のヒントがまるでないのはどういうことなのか? 場所も近江の小島という脈絡の無さ(敵の地獄のタマが出るのは石見)。 当時のゲーム雑誌に裏技として出してもらう用の隠し要素として入れた物だろうか。 それにしちゃあ地味なような……。
七福の玉4,0002,000数回味方全体 以下のどれかが発生
(1)体技全快
(2)体技が最大値の25%回復
(3)体技が最大値の5%回復
(4)体全快
(5)技最大値の50%回復
(6)その戦闘の獲得徳x4
(7)その戦闘の獲得両x4
 販売当初こそ高価でなかなか使えるものではないが、 最終的には回復アイテムとしてこいつを大量に持っておけばなんとでもなってしまうチートアイテム。 輪笠村以降、中将・大将戦でこれを使って徳を4倍にしておけば、段上げ不要のイージーゲームになる。
孝子の文1不滅孝子からの手紙,卍丸以外が見ると卍丸への信頼度が下がる
孝子の文2不滅孝子からの手紙,卍丸以外が見ると卍丸への信頼度が下がる
孝子の文3不滅孝子からの手紙,卍丸以外が見ると卍丸への信頼度が下がる
孝子の文4不滅孝子からの手紙,卍丸以外が見ると卍丸への信頼度が下がる
孝子の文5不滅孝子からの手紙,卍丸以外が見ると卍丸への信頼度が下がる
 ミニイベント用のお手紙。売る事は出来ないが簡単に捨てられる。 ストーリー進行のタイミングで預り所に届く仕様になっているため、 そのタイミングに預り所が満杯だと手紙が届かない。 手紙2を飛ばして3のタイミングを迎えるとどうなるかは未確認。
梅こけし2,3001,150不滅物見の塔内の扉の鍵
 千年前の火の一族は梅こけしを暗号の鍵に使っていたようだが、 当時の根の一族は誰も解読出来なかったのか。イヒカの民が離脱した後なのだろうか。
鶴姫のカギ一回鶴姫倉の扉の鍵
 この鍵で極楽が大幅パワーアップ出来る。個人的に極楽の最強装備は千代装備のままが良かった。 また、この鍵でおミルの顔が完全に拝めるわけだが、 足下兄弟が千代の装備一式を手に入れてどうなるというのだろうか。 千代の装備一式を高値で売りつけるのかと思って試して見たが、 出雲の足下人形店、石見の足下村どちらの店頭にも並ぶ事は無かった(そもそも鶴姫倉が開けられていない)。 中身のわからない倉そのものをダシに誰かから大金をふんだくろうという算段なのか。 それとも鍵そのものに美術的、骨董的な価値があるのだろうか。
交換 / 物々交換や換金に使う
竹の串1不滅店員の笑顔と交換
白色の串10不滅福引串団子と交換
黒色の串14不滅甘露丸と交換
緑色の串38不滅百命丸と交換
紺色の串200不滅養老丸と交換
赤色の串1,200不滅岩戸の盾と交換
銀色の串2,000不滅七福の玉と交換
金色の串25,000不滅回天丹と交換
 福引串団子を食べると出てくる串。時間と手間はかかるがちょびっとずつ儲かる気がする。 いつか確率調査でもしてみるかもしれない。
黄金虫の卵1,000不滅放っておくと黄金虫になる
京/住宅区の老人が一万両で買い取ってくれる
 公式に用意された金策の一つ。ただでさえ国の移動があって面倒なのだが、 カブキが居ない時にすることになるのでさらに面倒(引波を使える人が居ない)。 持ったまましばらく歩くと「ブブゥ」という音と共に孵化して黄金虫になる。 黄金虫になったらすぐに捨てないと場合によっては大変な事になる。
情熱の花束2,0001,000不滅おミル貢物
開心首飾り7,5003,750不滅おミル貢物
香水十八番15,0007,500不滅おミル貢物
馬具風呂敷30,00015,000不滅おミル貢物
へく印巾着60,00030,000不滅おミル貢物
三連の指輪120,00060,000不滅貢物,購入するとおミル消滅
 おミルへの貢ぎ物専用アイテム。子供にはわかりにくいが、 現実にある有名なブランド物の高級品を和名にしたような名前になっている。 今となっては12万両程度で夜逃げしちゃっていいのか? と思わなくもない。
米壱預り証 変動50不滅相場屋売買値は米相場x1
米拾預り証変動500不滅相場屋売買値は米相場x10
米百預り証変動5,000不滅相場屋売買値は米相場x100
麦壱預り証 変動50不滅相場屋売買値は麦相場x1
麦拾預り証変動500不滅相場屋売買値は麦相場x10
麦百預り証変動5,000不滅相場屋売買値は麦相場x100
豆壱預り証 変動50不滅相場屋売買値は豆相場x1
豆拾預り証変動500不滅相場屋売買値は豆相場x10
豆百預り証変動5,000不滅相場屋売買値は豆相場x100
塩壱預り証 変動50不滅相場屋売買値は塩相場x1
塩拾預り証変動500不滅相場屋売買値は塩相場x10
塩百預り証変動5,000不滅相場屋売買値は塩相場x100
 実物ではなく権利の売買とでもいえばいいのか。 時間経過ではなくストーリーの進行によって価値が変動する。 暴騰することはあっても暴落することはないらしいので、 全部買っておけばとりあえず儲かるらしいし、 少し話を進めてちょっとでも上がっている品目を買っておけばさらに儲かるそうな。 といってもお金の無い時期に1万両とかを出せっていわれても困るし、 お金がたまってきた頃には相場が上がってそれほど変動も無いため旨味が少ない…… といった感じで、イマイチ利用しにくいシステムではある。 借金でも出来たら良かったかもしれない。
 ただ、仮に大量に買うお金があったとしても、道具所持制限が厳しいし預り所もそう広くない。 そもそも初期値の100両が倍の200両になったとして、百預り証があっても1万両の儲けしかない。 相場が200になるころには1万両手に入ってもインフレがすすんで大した儲けではなかったりする。 5万両くらいの儲けが出るなら使えたかもしれない。
富くじ三三不滅4等当選,8両と交換
富くじ三四不滅1等当選,1万両と交換
 火の一族ファンのミミ、ミヨ姉妹からもらえる富くじ。 卍丸は8両、カブキは1万両が当選する。 卍丸たちが富くじを買おうとすると既に売り切れで購入出来ないが、普通にプレイヤーとしても買ってみたかった。
無駄 / 持っているだけ無駄なもの
黄金虫10不滅道具を食べ繁殖する
 黄金虫の卵を放置するか、白虎洞の宝箱から入手できる。 黄金虫所持者の道具のうち、必須道具以外の道具を黄金虫に変化させる。 個人的には道具を食べて繁殖しているという感じなのかなぁと思っている。 この時は卵を経ないので、細胞分裂でも自己複製が出来るのだろうか。 そば団子、美素団子、竹の串辺りは黄金虫にした方が売値が高いが、 何もそこまでする必要性は無いだろう。
泥沼の恋文不滅孝子に渡す手紙
 孝子と要らぬ関わりを持つ事になってしまう手紙。 何度捨てても何度でも書いてくれる。
人魚百合50不滅反魂丹の材料…ではない物
越の金梅50不滅反魂丹の材料…ではない物
 無くてもイイものだし、使えもしない。50両で売れるが、「だから?」といった感じ。 反魂丹の材料としてプレイヤーを騙すダミー候補。
品切れ / 品書きにあるが入手できないもの
土偶ロボ100,000足下人形店で売っていたが全て根の一族へ売却済
 仮に買えたとしてもあの性能だとちょっと値段と釣り合わない気がする。 根の一族に全て売却されるより、普通に10万両で販売された方が、 プレイヤーにとってはよほど嫌がらせになったのではなかろうか。
笑う福助3,000足下人形店で売っていた
 地獄のタマと同じく同名の敵が居る。 笑う福助の行動からアイテムとしての効果を推察すると、 「敵を麻痺にする」か「血桜」かといった所か。 麻痺という状態異常は巻物がないため、有っても良かったかも。
笑顔0宝塚村の渡し箱茶屋で売っていた
 京では福引串団子の最低のハズレとして配られている笑顔が、 宝塚村ではタダでも売り切れというのはうまい演出だ。 わからない人の為に説明すると、 宝塚村のある浪華の国では根の一族討伐の為に男が徴兵されて居らず、 女だけになってしまっているわけです。

【必須道具】
名称概要/用途使用効果
形見の剣卍丸の父の形見の剣
聖剣・大霊院卍丸の素材に使用
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 初期に手に入れたショボイ父の形見が最強の武器になる激熱展開。大好きだ。 売却しようとした薄情なプレイヤーは売れない事に何かを勘付いた人も居たかもしれない。
恋の耳かき耳かき
実は弁天の部屋の鍵,売却値/5両
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 「特集:まとめ:物語の顛末」にて、 これが鍵だと気付く展開がどういう話の流れなのかということを文章化するのに大変苦労した。
美素団子店売りの美素団子
地蔵様に供えて滝を止めてもらう
味方単体
体回復
 秋葉山の滝の茶屋ではなぜか販売していない。絶対に売るべきだと思うのだが。 作ったそばから地蔵様が持って行ってしまうとでもいうのだろうか。
ヘタな絵傘岩仙人が書いてくれた下手な船の絵
地蔵様に実体化してもらい舟を入手
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 絵師の辻野さんではどうしてもいいカンジのヘタな絵が描けず、 山田さん(広井さんの秘書)に描いてもらったという。 なのでソフト付属の大和地方地図も山田さんによるもの。 エンドクレジットでは脚本アシストにその名がある。
浄土の琵琶邪悪な封印を解く音色を発する琵琶
鬼骨城の門を開く
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 鬼骨城の城門で卍丸が浄土の琵琶の弾くが、私が音楽に詳しくないために あれが「子供が適当に弾いた様子をSEにしたもの」なのか、 「真面目に封印を解く琵琶の演奏として作ったSE」なのか、よくわからない。 適当に弾いているようにも聞こえるし、曲になっているようにも聞こえる。 どっちなんだろう。
法水院紅丸紅丸が製作した聖剣
高山村の暗黒ランを封印する
紅丸斬
 火多・高山村の赤い暗黒ランを封印するのに使う。 設定画とゲーム内の見た目がちょっと違う。
石川のカギ伊勢の扉は全て開く伊賀忍者が作った鍵
九鬼家の扉を開き「天章の笛」を入手する
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 なんで石川なのだろう。石川五右衛門とかから来ているのだろうか。 伊勢のあたりに石川という地名でもあるのだろうか。
天章の笛岩舟を召喚する笛
根来の遺跡へ入る
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 天章とは一体……? こちらのSEはかなり適当に笛を吹き散らしたっぽいSEになっている。 なんなら笛というよりただの口笛のようでもある。
嘆きの指輪嘆きの谷のイヒカ村の入り口を開く道具
イヒカ村へ入るため
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 イヒカの民は地下だけで衣食を賄えるということなのだろうか。
変化の法印菊五郎との変身対決でカブキが使用
山門のカギを入手するため
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 思った通りの物に姿を変えられるらしいかなりすごい逸品。 なぜそれをカブキに渡そうと思ったのだろうか。 たまたま卍丸には使えなかったのか。 これがカブキの手に渡ったから菊五郎と変化対決が出来たわけで、 ここはかなり都合のいい展開だと言わざるを得ない。
四水の鏡「神タタの船」と四つの「銅鐸」を入手する為の道具使用者に
「反射」
 物理攻撃を反射するという自己バフを掛けられる唯一の道具。 使用者にしか掛けられない辺りが少々いやらしい。 この効果を知っているかどうかで伊勢・紀伊での中将戦の戦術、難易度が大きく変わる。 ストーリーが進んでも無くならずずっと使える。
壱の銅鐸「イヒカの巨人」復活の鍵のひとつ-
 串本村で異形の像に四水の鏡を使い橋を通して入手する桃色の銅鐸。 銅鐸全般に言える事だが、入手時にポーンと音が鳴るのが好きです。
弐の銅鐸「イヒカの巨人」復活の鍵のひとつ-
 白浜村で異形の像に四水の鏡を使い温泉を干上がらせて入手する緑色の銅鐸。 温泉を元に戻すようなアフターフォローが欲しかった。
参の銅鐸「イヒカの巨人」復活の鍵のひとつ-
 神タタの船を入手し、竜神洞を抜けて清姫村の異形の像に四水の鏡を使い噴水を止めて神社に入ると 菊五郎とくちなわ姫が待ち構えている。それを撃退したのちに手に入る橙色の銅鐸。
山門のカギ高野山の山門のカギ
高野山の山門を開く
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 菊五郎との変化対決で手に入れる高野山の山門のカギ。 色々知ってて先回りしているのだろうから、 銅鐸はイヒカの謎技術で容易に破壊出来なかったとしても、 このカギは壊せそうなものだが……。
四の銅鐸「イヒカの巨人」復活の鍵のひとつ-
 高野山の異形の像に四水の鏡を使い氷を溶かして入手する黄色の銅鐸。 船を手に入れ、和歌山城(少しダンジョン)で菊五郎と対決し、高野山を登って、突撃!角太郎を倒しやっと手に入る。 銅鐸の入手方法がどんどん大変になっていくのがわかる。
妙院カラスカラスが製作した聖剣
伊勢神宮の暗黒ランを封印する
黒羽斬
 伊勢・伊勢神宮の水色の暗黒ランを封印するのに使う。 これでようやく卍丸の奥義が必殺技っぽくなる。
宝庫のカギ宝庫の鍵
白山の「入山許可証」を入手する
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 京・京都/御所区で一人で根の一族から逃げ続ける強靭な桂姫からありかを教えてもらって入手する。 引き戸の一枚くらい破壊出来ないものなのか。
入山許可書白山の入山許可書
「大タタの船」を入手する
-
 京・京都/御所区の宝庫にある白山に入るための許可書。 ガキ大将の卍丸と傍若無人なカブキなら強引に押し通ってもおかしくない気もするが、 カブキのヤバさを目の前にすると逆に冷静になってしまうのだろうか。
闇牡丹「反魂丹」の材料のひとつ,50両で売れる-
 越前・金谷洞に咲く花。少々場違いな強さの敵が出現するため、適当に入って敗走することも。
雪割桜「反魂丹」の材料のひとつ,50両で売れる-
 越前のフィールド上に咲く花。 フィールド上で手に入るアイテムはこれと地獄のタマしかない(と思う)。
血車草「反魂丹」の材料のひとつ,50両で売れる-
 越中・地獄谷村内の天狗の庵の前に咲く花。 この谷では毒ガスが出るようになったらしいので、この花は絶滅するかもしれない。
反魂丹伝説の秘薬
電二郎の病気を治す
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 結局三つの材料は一つも越後に無いのに、なぜか越後で作れる薬。 ゲーム的には瀕死を治す用のアイテムなのだが、 薬剤師がレシピをまったく覚えないせいで使えないアイテムになってしまっている。
爆薬岩石を破壊する火薬
「照妙の金」を入手する
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 爆薬があるなら大砲等も作れるはずで……なぜ飛行する鋼鉄城に騎馬隊で向かってしまったのか。
照妙の金嘘偽りを照らし出す超純金
「電二磁石」の材料
「陽炎」
 十年に一度しか取れないという純度100%の金には嘘や偽りを照らし出す霊妙不可思議な力が宿るらしい。 越の三国で取れるもので幻を打ち破るアイテムを作る材料……ということで考え出された設定なわけだが、 なかなか苦労してる感じがする。 しかし、「十年に一度」はなかなか現実的に知っている人も居る範囲内かなと思うし(でもまぁ百年くらいでも良かった気はする)、 自然に完全な純金が出来上がる確率を考えれば、 霊妙不可思議な力が作用しているというのもわかる気がする。 自分だったら越の三国で取れるものとかかなぐり捨てて、クソデカ扇風機とかを出してしまいそうな所である。
電二磁石真の幻夢城を探す道具-
 少しづつ幻夢城に近づいていくのはとてもワクワクしたものである。 幻夢城が見つかるとなぜか消滅する。
船海宮義経義経が製作した聖剣
福井村の暗黒ランを封印する
義経斬
 越前・福井村の黄色い暗黒ランを封印するために使う。 刃以外が金色なこと以外はわりと普通の剣。
純潔の鎖絹の両手を縛る鎖
絹を仲間にする
「月読」
 「この手で誰も傷付けない」という誓いのための自縛。 本気を出せば(理性が飛べば?)簡単にちぎれてしまうため、 実際の所は純潔の鎖自体に拘束するような力はない。 デザインでマイルドになっているが、常に手錠つけてる女の子が歩いてたら、 結構とんでもない事である。
四神のカギ因幡の四神のほこらの扉を開く鍵-
 やっぱり蜘蛛を象った形をしているカギなのだろうか。
黒の骨壷女彦の骨壷-
 因幡・玄武洞にある女彦の骨壷。使っても全員の体が1〜5回復するような効果はない。
白の骨壷松虫の骨壷-
 因幡・白虎洞にある松虫の骨壷。使っても全員の技が1〜5回復するような効果はない。
青の骨壷静の骨壷「子忘」
 因幡・青竜洞にある静の骨壷。
朱の骨壷義経の骨壷「雷光」
 因幡・朱雀洞にある義経の骨壷。四神と四人の火の一族それぞれの人物とは特に関係はないと思われる。 単純に骨壷を置いた方角の神の名を洞窟につけただけで。 じゃなきゃ義経が玄武(亀っぽいやつ)じゃないのはおかしいと思う。
砂のカギ砂神城内の扉を開く鍵-
 このカギが……というか砂神城が妙な作りになっていて結構面倒。
大霊院女彦女彦が製作した聖剣
出雲大社の暗黒ランを封印する
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 出雲・出雲大社の緑の暗黒ランを封印するために使う。 ここまではすぐ封印出来たが、三博士の策により出雲大社が孤島になって行けなくなってしまう。 預ける事も出来ないので結構長い事持ち歩くハメになりちょっと邪魔。
抜火のカギ馬鹿野城内の扉を開く鍵-
 手に入れてもすぐ使って無くなるので、必要だったか? という気もする。 「抜火」と「バカ」を掛けた名前になっている事にそれほど深い意味があるのか、 自信ありのダジャレだったのか。 マントーからの火の一族への宣戦布告的な意味があったのだろうか。
シロの首輪シロの付けていた首輪
改造シロを正気に戻す,「送霊の鈴」を入手する
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 シロの絵で首元に見えるアレのことなのだとしたら、一般的な犬の首輪とはかなり異なる。 シロ自体が大きいためサイズもなかなか巨大で、持ち歩くのは大変そう。
国引の弓綱竜が変化した綱のひとつ
国引の長綱と合わせて根の島を引き寄せる
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国引の長綱竜が変化した綱のひとつ
国引の弓綱と合わせて根の島を引き寄せる
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 千年前に火の一族に力を貸すために綱となった竜。 弓綱と長綱のどっちかが赤でどっちかが白い竜。 根の島を引くには火の一族が四人必要なため、 暗闇城での新・カブキの帰還を待つ必要があり、すぐには引けない。
 すでに竜に戻っていて、また力を貸してもらえるようにお話をする〜みたいな イベントがあっても良かったなぁとも思うが、まぁ容量が足りなかったのかなぁ。
いろは宮静静が製作した聖剣
出雲大社の暗黒ランを封印する
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 出雲・出雲大社の紫の暗黒ランを封印するのに使う。 緑と紫の暗黒ランは出雲大社に二本一緒に生えているが、 それぞれの色に対して使う聖剣が決まっている。 何か千年前からの因縁があるんだろうか。
送霊の鈴三途の川の渡し舟を呼ぶあの世の鈴
黄泉平へ行くのに使用
「泥虫」
 三途の川だ、黄泉の国だというわりに、普通に現実のこの世にあるものなんですがそれは……。 本当にシロの犠牲が必要だったんでしょうか。
速鳥の図面速鳥の設計図
速鳥を作る為に必要
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 四つの形態(地上、海上、海中、空)に変形する戦車なので、 それぞれの場所のために必要な装置や設備、 変形機構の量などは相当な数に及ぶのは想像に難くない。 本当にホテイ丸はよく覚えたもんです。
波の精霊機速鳥を陸上型⇔海上型に変形させる-
 精霊機ってのが一体どういうものなのかさっぱり想像出来ない。 精霊機が変形機構の部分を担っているのだろうか。
潮の精霊機速鳥を海上型⇔海中型に変形させる-
 海上型速鳥を海中型へ変形させる。せっかく海中のマップも曲も雑魚敵もあるのに、 用事があるのは魔海城だけ。 何か隠し要素の一つも入れられなかったのかなぁ〜もったいない。
鳥居堂三郎三郎が製作した聖剣
住吉大社の暗黒ランを封印する
三郎斬
 浪華・住吉大社の茶色の暗黒ランを封印するのに使う。 一番小さい三郎に一番大きな聖剣というギャップがたまらない。
風の精霊機速鳥を陸上型⇔飛行型に変形させる-
 姫路城の殿様が気に入って所持していたため、 精霊機とはなにやら綺麗な見た目をしているのかもしれない。
電子の手旗鋼鉄城を召喚する-
 電子の手旗……なので、手旗(声の届かない遠方にこちらの意志を届ける信号)を電子で表現したもの…… つまりリモコンってことでいいんだろうか。
アゾのカギ鬼族が倉敷村に借りた蔵の扉の鍵
「青葉の笛」を入手する
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 アゾは簡単に言えば窒素の事。黄色〜赤っぽい色の染料としてよく使われるらしい。 そんな色の鍵なのかな。
青葉の笛謎の笛
弁慶の石化の呪いを解く
「久松」
 使うと久松というスーパーな笛だが、弁慶に使うと無くなってしまう。 無限に使える笛が消滅するほど使わないと解けないヨミの呪い恐ろしい。 誰が使っても同じ演奏をするのは昔のゲームなら仕方のない事なのである。 卍丸で使用すると「卍丸は 絹に笛を渡してふいてもらった」とか出たら納得いったかもしれない。 ……と思ったらこの頃絹は離脱中で居ないんだった。 何か不思議な力で勝手にいい感じの演奏になったりするんだろうか。
蛇光院松虫松虫が製作した聖剣
秋芳洞の暗黒ランを封印する
松虫斬
 長門・秋芳洞の青い暗黒ランを封印するのに使う。 やけに巨大に見える青い暗黒ランだがちゃんと封印出来る。 赤い暗黒ラン以来の「我が道に敵なし」が聞ける。
火の鎚剣に生命を吹き込む鎚
聖剣製作の道具
「軍炎」
 聖剣製作後も無くならないが、ここまできて軍炎を使う事もあまりないだろう。
竜の勾玉水を操る力を持つ勾玉
琵琶湖の水を無くし火の都復活
「紫電」
 水を操る力を持つなら「雨竜」くらいの効果でも良かったのではなかろうか。なぜ紫電……?
大霊院卍丸卍丸が製作した聖剣
花の御所の暗黒ランを封印する
卍卍斬
 形見の剣の攻撃力19に卍丸の現在の体を足した値がそのまま攻撃力になるという恐ろしい天外II最強武器。 ヨミの卵(?)に振るう様を見ると、武器どころか兵器という言葉の方が合いそうだ。 既出の七人の火の勇者の聖剣の攻撃力が軒並み平凡だった理由がこれでわかる。 剣そのものは素人が作ったそこそこの剣だが、 正式な持ち主が持つことでその威力を発揮出来るというわけだ。


【武具】
<武具全般について>
 使える武具、使えない武具がわりとはっきりしていて、 それほど工夫することがない。 新しく出てきた値段の高い武具を装備しておけばとりあえず大丈夫。
 戦闘中に使用するとなんらかの効果がある等をゲーム内のシステムで教えてもらえないため、 自分で気付くか攻略本、サイトで確認しなければわからない(探す楽しみがあるとも言えるが)。 防具に特定属性ダメージ減少効果がついていることがあるが、 気にしてつけかえるようなタイミングは特にない。
 天外II発売当時にはRPGでよく見るようになっていた、 耐性を付与したり、ステータスを上げたりするようなアクセサリーも無く、 最終的にはみな同じ装備になると思われる。 最後のヨミ戦だけ密教ヘルムを装備させるとイイかなぁくらいのものだろう。
 装備箇所名が「武器、鎧、兜、沓」ではなく「腕、胴、頭、足」なのは、 純潔の鎖(武器ではない腕装備)や、極楽の「日用品を武装に代用する」という設定からくる名称なんだろうなぁと思うと、 良く出来てるというか気が利いてるというか、仕事が丁寧だなぁと感心する。


【武具:腕】 使うと効果 装備で効果 呪われる
卍力極絹備考
純潔の鎖0になる ○○○○ 装:通常攻撃不可
使:月読
 ストーリーで京・比えい山のお坊さんから手に入れる非売品の腕装備。 装備すると攻撃力ゼロで通常攻撃不可能になる武器……ではないが、 「腕装備」というのは間違いではない。 使用効果の月読は敵の攻撃力がガクっと下がるので中将大将戦では積極的に狙っていきたい所。
手製の竹光9 ○―――2
 手製なのでもちろん非売品の一品物。2両でしか売れない辺りから察するに大したデキではないものと思われるが、 威力は意外とある。
黒クワ12 ○―――6030
 火多・白川村から販売される農具。 元々は尾張で作られた土木作業用の刃を強化した特殊なクワで、 柄を黒く塗っていたために黒クワと言う。 その強力さ加減が農作業でも有用だったため逆輸入された。 そういう意味では武器としても悪くないのかもしれない。 ささっと黒クワを買うか、猟師のナタまでお金を貯めるかは意見の分かれる所だろう。
漬物石12 ――○―6030???
 ボッタクリの京都を除けば越前・福井村から販売される石。 極楽が武器として転用する。 この時代ならある程度成形はしているだろうがタダの石。  安いのでとりあえず買って装備させられる。 初期はこういうのが多いので助かるのだが……。
大霊院女彦14○―――使:女彦斬
 因幡・砂神城で手に入る聖剣の一振り。 大きめの槍というだけで威力はそれなりにありそうなのに聖剣の中で一番低いこの威力なのは、 女彦がよほど不器用だったということなのだろうか。 それとも万が一他人の手に渡った時の事でも考えたのか……?
猟師のナタ15 ○―――10050
 火多・高山村から販売されているナタ。 草木をかき分けたり獲物をしとめたり軽く処理したりするためのものだろうか。 武器というにはリーチが無く頼りない。
法水院紅丸15 ○―――使:紅丸斬
 尾張・鬼骨城で手に入る聖剣の一振り。 最初に手に入るやつなだけあって普通の直刀。 戦闘中に使用すると紅丸斬が発動するが、手に入れた時点で奥義として習得するため、 何の意味があるのやらよくわからない。全ての聖剣は卍丸以外に渡す事が出来ない。
折れた銅鉾16 ○○――4522使:陽炎
 伊勢・松阪町から販売される鉾。 店頭販売より先に宝箱から手に入る他、よくそこらに落ちている便利武器(七本も落ちている模様。聖剣と同じ数!?)。 折れたまま店頭でも販売されている……というかむしろ折れていない銅鉾は存在しない。 タダで無限に陽炎が使えるため、陽炎の巻物と杖の価値を暴落させてくれる原因。 よく銅鐸と間違われる。
蛇光院松虫16 ○―――使:松虫斬
 安芸・白銀城で手に入る聖剣の一振り。刃が幅広で短め。ファルシオンに近いか。 遠目から見た時と拡大した時の形状が全く違う。 取扱説明書、公式ガイドブックの絵では遠目から見た時の形状で描かれている。 以下は私の妄想だが、初期設定では松虫が忍者設定で手裏剣を模した鍔だったが、 「千年前に忍者はおかしい」として変更したのに拡大した絵の修正を忘れた……みたいな所だろうか。
いろは宮静17 ○―――使:静乱斬
 石見・暗闇城で手に入る聖剣の一振り。 静の闘い方が極近接なので短剣になっているものと思われる。 鍔も尖ってて武器っぽい。
妙院カラス18 ○―――使:黒羽斬
 伊勢・密林城で手に入る聖剣の一振り。 ようやく必殺剣らしい奥義が手に入ってとても嬉しい。 個人的に鳥居堂三郎と同じ攻撃力なのがなんかイイ。
鳥居堂三郎18 ○―――使:三郎斬
 浪華・魔海城で手に入る聖剣の一振り。 デカイだけあって(ナマクラばかりの聖剣の中では)それなりの攻撃力がある。
形見の剣19 ○―――
 母から譲り受ける非売品の父の形見。 後に聖剣・大霊院卍丸へと生まれ変わる。 剣そのものは簡素だが鞘の豪華さがすごい。 鞘も父の手作りなのか?
足軽の槍21 ○○――210105
 尾張・犬山町から販売される槍。 ここからようやく戦闘用に製作された武器の登場。 大量生産品で質は大したことが無さそう。
小型削岩機21 ――○―980490???
 ボッタクリの京都を除けば越後・相川村で販売されている。 この時代に電動機械があるとも思えない(イヒカの民はまた別として)ので、 斫り鑿(はつりのみ:クソデカイ釘状の工具)のような物なのだろうか。 越前・輪島村の青空市場で割安で買えるがランダム開催で買いにくい。 割高とはいえ、元の値段が大したこと無いので、京都でも買ってしまってもいいと思う。
船海宮義経22 ○―――使:義経斬
 越中・幻夢城で手に入る聖剣の一振り。 聖剣の中では素の攻撃力が一番高い。義経は結構器用だったのか。
孤軍刀25 ○○――360180
 尾張・犬山町から販売される刀。 名前から察するに一人で戦う用の刀? それとも一人でも十分な戦果を挙げられるくらい良い刀という意味だろうか。 後者だとすれば卍丸一人旅における最強武器としてピッタリ。 取扱説明書に絵がある珍しい武器。 一体どこの世界の剣なんだ? これの攻撃力が25しかないの!? というくらいゴツい剣である。
餅つきの杵26 ――○―888444???
 ボッタクリの京都を除けば近江・亀岡村から販売される杵。 その名の通りの調理器具といったほうがいいようなものなので、武具屋ではなく雑貨屋等に売っている。 木製の槌のようなものだがなかなかの威力があるらしい。
伊賀の忍刀27 ○○――480240
 伊勢・伊賀村から販売される刀。 伊勢入り後すぐ買える新武器だが、さらに威力の高い武器も店頭に並んでいるため、 買うか貯めるか迷う所。 根来の古墳で一本手に入るのでそれで済ませてもいいだろう。
黄金刀28 ○○――15,0007,500
 ボッタクリの京都を除けば近江・大津村で販売されている刀。 京都だけでも18,000両と30,000両の二種類の価格があり相場が不安定。 金で出来ているから高価なだけの刀。金の重さのおかげで威力があるのかもしれない。 京都の御所区に二本落ちているのを売却して軍資金にするくらいしか出番はないだろう。
指弾の弓29 ―○――720360
 伊勢・伊賀村から販売される弓。 指で弾く弓……石弓ではない普通の弓ってことでいいんだろうか。 非常に珍しい天外II唯一の飛び道具。といっても別に刀などと変わらない。
鬼の金棒30 ――○―5,8002,900
 近江・綾部村から販売される金棒。 本当に鬼が作った金棒らしい。お隣の因幡にまで出荷していた模様。 極楽しか装備出来ないような武器にどんな需要があるのだろうか。
潮の銛31 ○―――840420
 伊勢・志摩村から販売される銛。 武具というより漁具。返し(あごというらしい)がついているので、 敵に刺さると抜くのが大変そう。
くさり鎌34 ―○――1,350675
 伊勢・伊賀村から販売される。 農具の鎌と鎖分銅を組み合わせた武器。 帯刀を許されない身分の者が発明し発展した。 あんまり強くはなさそう。使いにくそうというイメージ通りの威力。
石割り斧36 ――○―3,6001,800
 ボッタクリの京都を除けば因幡・鹿野村から販売される斧。 石を割る用の斧なので、鋭利な刃は無い(有ってもすぐ無くなる)。 丈夫そうではあるが、斧というより少し尖った鎚のようなものと思うべきか。 それほど高くもないので京都で買っても良さそう。
徐福の剣37 ○○――2,1001,050
 伊勢〜紀伊・尾鷲村から販売される剣。 徐福とは今の中国辺りの方士(中国版の錬金術師的なやつ)だった人物。 日本に渡来したという信憑性の低い説があるらしく、 不老長寿の秘薬を求めて船出した結果、熊野辺りにたどり着いたとされ、 新宮市には徐福の墓とされるものもあるらしい。 天外IIでもちゃんとそのあたりで店頭に売られている。 そんな大層な名のついた剣だが、特殊な効果も無く威力も中途半端なので、 買う人はあまりいなさそう。 尾張に出現する行商人が販売していることもあり、 そこで買えれば非常に使えるのだが、行商人を狙って出す事は難しい。
炎の鉄下駄41 ――○―25,50012,750???
 石見・六日市村でのみ販売されている珍武器。 下駄なのに足装備じゃなく武器として極楽が転用するというよくわからないもの。 カイザーナックル的な使い方なのか、手のひらに付けてビンタするのか。
海賊の太刀43 ○○――2,9201,215
 宝箱以外では行商人と京都のボッタクリ販売でしか手に入らない。 怪刀木枯しを手に入れるまでのつなぎでしかないため、買う事はそうそうないだろう。
怪刀木枯し44 ○○――4,4002,200使:野分
 伊勢・奈良村から販売される刀。 伊勢・紀伊の生命線。この武器が無かったらと思うとゾっとするくらい便利で有用な武器。 風系最強の術である野分の無限製造機……のみならず、 伊勢・紀伊では最高の攻撃力を誇る。なんとか金策して早く手に入れたい。
七色の鉄扇46 ―○――7,5603,150
 ボッタクリの京都を除けば近江・大津村から販売されている。 基本的に武器ではないので呉服屋・道具屋での販売となるド派手な七色の鉄扇。 つまりカブキ用。
 越前に入るタイミングでカブキが離脱するため、活躍出来る期間は非常に短い。 結構高価で攻撃力は怪刀木枯しより2高いだけなので、買う人も少ないと思われる。
鉄ばしご46 ――○―68,40034,200???
 丹波・鹿の子村から販売される梯子。 梯子を極楽が武具として転用する。 ただの鉄製の梯子なのに異様に高価。 同時期の卍丸カブキの武器(かぶと割刀が13万)と比べれば安いのだが、 鉄ばしごのひとつ前の極楽の武器になる炎の鉄下駄と攻撃力5しか違わないのにこの金額はなかなかきつい。 しかもゲーム内では武器か防具か、数値もわからない。 個人的には買わない。
永遠の太刀47 ――○―888444装:戦闘後1/4で壊れる
 石見・足下村でのみ販売されている刀。 永遠とは名ばかりの脆い武器。 ただし壊れるのは戦闘後なので、中将大将戦前に装備すれば使えない事もない。
はりせん47 ―○――4,9802,490使:紅丸斬と同効果
 ボッタクリの京都を除けば浪華・有馬村から販売される。 カブキ専用武器で、戦闘中に使用すると紅丸斬と似た効果が得られる。 武具の使用は誰でも可能なので極楽で使う事も出来るが、 はりせんを使用して出る紅丸斬のようなものの攻撃力は妙に低い(卍丸の紅丸斬の半分の威力)ため、使い所はイマイチ無さそう。
関の孫六48 ○○――7,7003,850
 京・信楽村から販売される刀。 今の岐阜県(天外IIにおける火多)関市の名工・二代目兼元の作った孫六ブランドの刀。 京に入ってから敵が強くて堪らないので、怪刀木枯しよりたった4しか違わなくても欲しくなってしまう武器。 近江から越前のメイン武器になる。
教会の椅子50 ――○―72,00036,000???
 浪華・神戸村から販売される椅子。極楽が武器に転用する。 私のイメージでは五人くらい座れる長い椅子というイメージだがどうなんだろうか。 炎の鉄下駄あたりから極楽用の武器になるものの値段が跳ね上がってくるくせに攻撃力がそうでもないため、 個人的には購入せず、千代の太刀までなんとか凌ぐ。
紅花の小柄50 ―――○87,00043500
 吉備から販売される小刀。 小柄というのは刀の鞘に付属する小さな刀で、現代でいうカッター的な用い方をする。 武器にするには小さすぎるが、絹には丁度いいのか……? 絹の装備出来る一番弱い武器。だが、蛇光院松虫を手に入れるまで絹は純潔の鎖を外さないので装備出来ない。 かといって純潔の鎖が無くなっても、時期的に既に骨の剣を入手していてもおかしくないため、 紅花の小柄を装備するような事はまずない。 活躍の機会が無い可哀想な武器。
一揆のクワ52 ○―――3,6001,800
 近江〜越前・金沢町から販売されるクワ。 カブキは農業をしたことがないのか、したくないのか、装備することが出来ない(装備しても武器として使えない?)。
鉄の十字架53 ――○―100,00050,000???
 浪華・堺村で販売されている十字架。極楽が武器として転用する。 ついに値段が10万を超えてきた。そのわりに上がる攻撃力が大したことが無い。 私は買いません。
命の小柄54 ―――○135,000
 吉備・いろは宮で手に入る小刀。絹にとって二本目の武器で非売品。 火の鎚と並んで宝箱に入っているためワクワクしてしまうが、 店売りの紅花の小柄と4しか違わない。つまり骨の剣の半分くらいしか攻撃力がない。 名前の「命の」という部分に何かの効果を期待するが何の効果も無い。 売って軍資金にしよう。
鉄の軍配55 ――○―39,80019,900
 ボッタクリの京都を除けば浪華・神戸村で販売されている軍配。 極楽が武器として転用する。鉄製ならなんでも武器にしてしまうのか。 武具屋ではなく道具屋で販売されているため見逃しがちかもしれない。 正直に言えばこれを編集している私が今知ったくらい。 とはいえ、極楽は日用品を武具に転用するという設定上、 お店の売買画面で装備箇所や攻撃力などが表示されないため、仕方ないのです。 鉄の十字架の半額以下で攻撃力が高いので買っても良さそう。
竜神の鉾56 ○○――18,0009,000使:雷光
 ボッタクリの京都を除くと越前・輪島村から販売される鉾。 しかし同時期にもっと攻撃力の高い武器も販売されているため、 格下となるこの武器を買う事はあまりないだろう。 使用すると雷光の効果があるとはいえ、越前まできて使うようなものではない。 個人的には買わない。
大黒柱56 ――○―130,00065,000???
 浪華・姫路町から販売される簡単に言えばデカイ丸太。極楽が武器に転用する。 家を建築する時に大事なものなので、 それなりに値が張るのも納得は出来るが、武器として見た時にはコスパが悪い。 極楽が丸太を振り回すのは見栄えはしそうだが……。
白鯨の銛60 ――○―105呪:守備力低下
落:竜宮の番犬
 非売品で魔海城に出る竜宮の番犬からのドロップでしか手に入らない。 特に大量に出る敵というわけでもなく、会敵時期がかなり限られるため、 狙わずに手に入ったらなかなかのラッキーである。 さぞ強いのかと思いきや、大して強くない上に呪われて守備力が下がるしょーもない武器。
大車輪刀60 ――○―151,00075,500
 吉備・岡山町から販売される刀。 ようやく極楽用の武器がちゃんと武具屋で売られるようになり始めるものの、 巨大すぎて作りが甘いせいなのか、切れ味はあまりないようだ。 無理して買う事もない。
天照の剣60 ―――○使:日立
 復活した火の都の宝箱から出てくるという、絹の最終装備っぽい出方をするくせに、 骨の剣には遠く及ばない攻撃力。 しかしそれを補ってあまりある「戦闘中に使うと日立」という衝撃の効果。 個人的に絹は攻撃力が低いのでもっぱらこれを使用しまくっていた。
壷切りの剣62 ○○――24,00012,000
 ボッタクリの京都を除くと越前〜越中・富山町から販売される剣。 越前・輪島村の青空市場で買えたらいいなという感じ。 その後に買えるようになる荒刀国崩しの方が少し強いが、 この時期の卍丸は回復・補助役なので、そこまでお金を掛けても戦力に反映されにくいと思う。
ダイダラ刀63 ――○―187,00093,500
 安芸・岩国村から販売される刀。極楽用の店売り最強武器。 しかし高価で販売が安芸だしで、 あとちょっと頑張れば千代装備一式が手に入るので我慢しちゃう。 ただ、この辺りでもうお金を使う機会が無くなるので、余裕があれば買ってもいいだろう。
荒刀国崩し66 ○―――30,60015,300
 ボッタクリの京都を除くと越後・三条村から販売される刀。 通常プレイ時の越の三国における卍丸最強武器(名刀吠丸入手は通常プレイとは言わない)。 越中の宇奈月洞まで到達した段階で黄金虫の卵金策が出来る。 どこまでやるかどうかは人によるが……私は秘剣不知火くらいでいいかな。 これより下、名刀吠丸が出るまで同じ事が言えるので省略する。
名刀七ツ胴70 ○―――36,50018,250
 ボッタクリの京都を除くと近江・亀岡村から販売される刀。 欲しければ因幡・白虎洞の宝箱に入っているので、なんとか買わずにそこまでいきたい。 ちなみにその宝箱ではなぜか「名刀七つ胴」表記で出てくる。
 刀は切れ味を確かめるために試し切りをする。 方法の一つに罪人の遺体を積み上げて一回振り下ろし何体両断出来るかというものがある。 遺体を二つ切れば「二ツ胴」、三つ切れば「三ツ胴」と銘がつく。 歴史上の最高記録が「七ツ胴」らしい。とんでもない名刀だ。
大地刀74 ○○――40,60020,300
 ボッタクリの京都を除くと因幡・豊岡村から販売される刀。 一つ下の名刀七ツ胴が因幡・白虎洞の宝箱から手に入るし、 さらに上位の黒蜘蛛の剣も因幡・朱雀洞で手に入ってしまうので、こいつの出番はまずない。 宝箱からも出てこないため、私は入手したことがないかもしれない。
黒蜘蛛の剣78 ○―――3,600使:仏滅
 因幡・朱雀洞で絶対に手に入れるべきめちゃ強武器。 こいつを超える武器は出雲の玉造村まで出てこない。 使うと仏滅と同じ効果だが、仏滅自体が「敵に効きにくい」「効果があるか疑わしい」ので、 あまり考慮する必要はない。そんな効果がなくても普通に優秀な武器だ。
村雲の剣80 ○○――56,70028,350
 ボッタクリの京都を除くと出雲・玉造村から販売される剣。 三種の神器か!? と思いきやそうじゃない。 神器の天叢雲剣にあやかって、しかし同名は恐れ多いとして漢字を変えて名付けられた剣といった所か。 なかなかの威力があるが、因幡で既に黒蜘蛛の剣を手に入れている場合、 たった2しか違わないため買う人はあまり居ないと思われる。
女帝のムチ80 ○○―○665 呪:確率3/4で味方攻撃
 因幡・砂神城で宝箱に入っている非売品の天外II唯一の鞭。 名前のイメージ通り絹も装備出来るが、 なんにせよ呪われるため使えない。 「黒蜘蛛の剣より上がるじゃん!」と装備して、泣く泣く村に戻った人もいるだろう。
益荒雄刀84 ○―――9,9804,990 使:火天
 石見・足下村で格安販売されている刀。 なんか怪しいなと思ってしまうが、高威力で使えば火天というなかなかの便利武器。 火の一族の遺跡から大量に出土したのだろうか。 「益荒男」はたくましい立派な男という意味。
正義の刀85 ○○――998499 装:獲得両1/4
 石見・足下村で格安販売されている刀。 安いのに高威力でイイじゃん! と思ってしまう人もいるかもしれないが、 そんなうまい話はないんだとわからされてしまう武器。 どういう原理かわからないが、戦闘で獲得出来る両が1/4になってしまう。 呪われるわけでもないため、気付かず装備し続けていた人もいたかもしれない。 これなら益荒雄刀を使った方がいいだろう。
突進の槍86 ○○――75,00037,500
 ボッタクリの京都を除けば石見における店頭販売最強武器なのだが、 2低いだけの益荒雄刀が激安だったり宝箱から手に入ったり、 石見でカブキが仲間になれば骨の剣取得が視野に入るため、 こんな高額の武器を買う人はあまりいなさそう。
死中の光刀89 ○○――6,750 装:会心の一太刀率x4
 石見・暗闇城で手に入る非売品の刀。 漢字だけ見ると呪われそうな気もしてしまうがそんなことはない。 ただ、ゲーム中では効果がはっきりわかりにくいし使用して効果がある物でもないので、 よくわからんけどまぁいいかとなりがち。 玄人なら骨の剣を入手済みであろうタイミングなため、使わないかもしれない。
春雷の太刀92 ○○――108,00054,000
 ボッタクリの京都を除けば丹波・鹿の子村から販売される太刀。 同時にもっと高威力の武器が販売されるし、骨の剣を入手していてもおかしくない時期だしで、 これを買う人はあまりいないであろう可哀想な武器。 私も買った事がない。丹波に入る所でストーリー上は春になるため、 季節感を出すための武器なのかもしれない。
秘剣不知火93 ―○――164,00041,000 使:軍炎
 京都でのみ販売されている天外IIのバランスブレイカー。 頑張って金策すれば購入出来てしまうため、 越の三国で軍炎無双出来るようになるし、その後も絹に持たせれば良い戦力になる。 基本的に手に入れるには黄金虫の卵金策が必要なので、 その手間を考えれば悪くないリターンではある。 新・カブキの初期装備。
人肉切包丁94○○○―4 呪:自傷
 石見・暗闇城で宝箱から手に入る包丁。 やはり呪われる武器。あんまり騙される人はいないと思う名称。 多少の呪いならまだしも、常時自傷は非常につらい所。 ただ、通常攻撃以外なら出来るので、極楽に装備させて大振りなどを使わせれば、 極楽にとっては千代の太刀に次ぐ威力の武器なので使えるかもしれない。
 刀は人を切るためのものだから、人肉切刀とも言えなくもないわけだが、 これは包丁。包丁は料理に使うもの、人肉を料理……というわけでイケナイ刃物なわけだ。
かぶと割刀95 ○○――130,00065,000
 ボッタクリの京都を除けば丹波・鹿の子村から販売される刀。 値段の高額さと、既に骨の剣があってもおかしくないタイミングでの販売開始。 さらに秘剣不知火と攻撃力が大して違わないと、とにかく購入する決め手に欠ける武器。 私は買ったことが無いと思う。
 「兜割り」は試し切りの一種。ガチの鉄兜に切りつけて、刀の威力と技術を測る。 真っ二つに出来たらもちろん大成功なわけだが、数センチ切れたら成功といっていいというくらいの難度らしい。 かぶと割刀は七ツ胴より上なんだから、おそらく兜を真っ二つに出来た刀なのだろう。すごいぞ!
武蔵刀98 ○○――165,00082,500
 丹波・鹿の子村から販売される刀。 かぶと割刀とほぼ同じでさらに高額なのでなかなか手が出ない。 また、玄人なら「この後ヒルコの剣と闇の十手が手に入るし」とわかっているため買わない。 宮本武蔵の武蔵なのだとすれば二振り一対の刀だったりするのだろうか。
骨の剣100 ○○―○7,050 使:骨の霊薬
 石見・黄昏洞の百鬼夜行の箱から出る絹にとっての最強武器。 使うと骨の霊薬と同じ効果があり、そこそこな確率で技回復効果がつくので好きな人が多そう。 最後まで使う事になる重要な武器。
腹切ソード103 ―○――172,00086,000
 浪華・堺村でのみ販売されているソード。 落ちていたら呪われそうなので装備しないであろう名前だが、 店売りされている普通の武器。 堺でしか売っていないので、海外向けのお土産かと思うが、 それにしては妙に殺意が高い(攻撃力が高い)。
青海波の剣105 ○―――199,00099,500 使:氷竜
 浪華・神戸村でのみ販売されている剣。 海外にも輸出されており、ブルーウェイブソードという名称で売っているそうな。 無限に氷竜が使えるというなかなか強力な武器。 買う以外だと姫路城の宝箱から出てくるが、その時にはヒルコの剣や闇の十手があるため、 装備するには至らず、絹に持たせて使うかぁ〜となりがち。
ヒルコの剣109 ○○――15,000 装:移動回復量x2
 浪華・三郎の胸塚で宝箱から手に入る非売品の剣。 装備すると移動で回復する体と技が2倍になる。 とはいえ、1が2になるだけで劇的に変わるものでもないおまけ要素。 単純に攻撃力が高いので拾ったら嬉しい。
 ヒルコはイザナギとイザナミの最初の子供だが、 不完全な状態で生まれたため島流しにされた上に、 我が子として数えられもしないというなかなか悲惨な境遇にある。 ヒルコがその後どうなったのかは全く持って不明だが、 そのために日本各地に「ヒルコが漂着した場所」があったりする。 天外IIにおいてヒルコの剣がどういう由来のものなのか、 なぜ回復量が増加する効果があるのかは、 ヒルコという神そのものの謎が多すぎてさっぱりわからない。
闇の十手110 ○○――8,300
 浪華・三郎の足塚の宝箱から手に入る十手。 呪われそうな気もするが普通に強い武器。天外II唯一の十手。 十手の本来の読みは「ジッテ」だが、天外IIでは「ジュッテ」になっています。 典型的な誤読です。
名刀吠丸112 ○○――259,000129,500
 ボッタクリの京都を除けば浪華・姫路町から販売される太刀。 もし京都で手に入れられればそれはそれはすごい戦力になるのだが、 その時点で手に入れるには518,000両という莫大な両が必要で、 拷問のような作業量が必要になる。 時期的には越の三国攻略を楽にするために買う事になるものと思われるが、 その時期の卍丸は回復、補助役なので、そこまでの労力を割く必要は個人的に無いと思う。 もちろんあればあったで楽にはなる。 普通の値段で購入できるようになる頃には闇の十手等あるので、「買うほどじゃないかな」となる。
 源家に代々伝わる二振りの太刀の一つ。 代々改名されていて、最初は試し切りで膝まで切れたので「膝丸(ひざまる)」→ 土蜘蛛退治に使ったので「蜘蛛切(くもきり)」→ 夜に蛇のように鳴いたので「吠丸(ほえまる)」→ 熊野の春の山を出てきた太刀だから「薄緑(うすみどり)」と名を変えられている。 ちなみに最後の薄緑にしたのは源義経だったりする。 店売りされるような太刀ではないので、天外IIのは偽物かもしれない。
千代の太刀114 ――○―60,000
 極楽が千年前に使っていた千代シリーズの太刀。 吉備・倉敷村の鶴姫倉に預けられていた。 これを手に入れるとちょっと物足りない感じだった極楽が一気にパワーアップする。 必ず通る必須イベントというわけではないので見逃さないようにしたい。 極楽の公式絵では金棒のようなものを持っているものばかりなので、 太刀を装備している姿が想像しにくい。どんな太刀なんだろうか。
火の鎚115 ○――― 使:軍炎
 聖剣を作るために必要な素材の一つで吉備・いろは宮にある。 武器としてもそこそこな攻撃力があるが、 既に妖刀村正が手に入る時期なので、武器として使う事はあまりない。 軍炎効果も秘剣不知火があるので別に……といった感じなので……。
神鳴刀117 ○―――337,000168,500 使:雷電
 吉備から販売される刀。 妖刀村正も販売される時期なので、買う人はいなさそう。 使うと雷電の効果があるからなんだというのかといった感じ。 伊勢〜越後あたりにそんな効果のある武具があれば良かっただろうが、 鋼鉄城入手後に雷電を使う機会なんてまずない。
備前長船122 ○―――480,000240,000
 吉備・長船村でのみ販売されている刀。 神鳴刀とほぼ同じ。高額で特殊効果もないため、 これを買うよりはもうちょい頑張って妖刀村正を買いたい所。 天外IIには備前・備中・備後という国がないが、 備前と呼ばれる地域がある、または過去にあったらしいことがわかる。
名刀男山124 ―○――520,000260,000
 吉備・長船村でのみ販売されている刀。 備前長船とほぼ同じ。地獄城で拾ったら売るくらいの出番しかない。
不動明の剣125 ○―○―
 近江・火の都の宝箱から手に入る剣。極楽の最終武器……という他無い。 何の効果も縁もゆかりもないポッと出の武器に千代の太刀がその座を奪われるのは 個人的にちょっと悲しい。
 不動明王の事だと思われるが、全角五文字までしか使えないので王が省略されたっぽい。 密教特有の尊格「明王」のうち五大明王の一尊。 大日如来の化身だったり、元はインド教のシヴァ神の異名だったり、 宗教によって色々あってもうめちゃくちゃであるが、基本的に人を助けてくれるありがたい神様だと思ってよさげ。
火祭りの槍126 ―○――40,000
 吉備・黒縄洞窟で拾えるカブキ用の武器だが、妖刀村正と攻撃力が同じで特に効果も無い。 黒縄洞窟より前の火刃村で火祭りの剣が手に入り、卍丸は妖刀村正が不要になる。 そして秋芳洞で妖刀村正が手に入る……結果、火祭りの槍の出番はない。 売値が40,000両なので店売していたら買うタイミングがあったかもしれない。
妖刀村正126 ○○――540,000270,000 使:冬枯
 店売り最強で、卍丸とカブキが装備出来て、使うと冬枯の効果。 高額な事以外に悪い所が見当たらない。 天外IIにおいて最も神に近づいた刀といえよう。 村正はとにかくすごい切れ味だったため芸術品ではなく実戦で愛用された。 それだけに知名度が高く、妖刀伝説のような話が出来上がる事になったんじゃなかろうか。
草なぎの剣128 ○○――
 近江・火の都で宝箱から手に入るカブキの最終武器。 神器の一つがカブキの手に渡る驚きの展開。 攻撃力が高い事以外に特記することがない。 神話ではヤマタノオロチの尾から出てきた天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)の別名が草薙剣(くさなぎのつるぎ)である。 天外IIでは「クサナギノケン」なので読みが間違っている。
火祭りの剣130 ○―――40,000
 吉備・火刃村の宝箱から手に入る卍丸用の武器。炎系の術の効果がありそうな名前だが、 火祭りの槍と同じで特殊効果はない。
大霊院卍丸19+体 ○――― 使:卍卍斬
 卍丸の最終武器。大霊院で形見の剣を元に卍丸が製作した新しい聖剣。 形見の剣の攻撃力19と、卍丸の現在の体値を合わせた数値が攻撃力になるバケモノ武器。 普通に行けばラスボスのヨミは固いので、これを装備した卍丸しか大したダメージを与えられない。 現在の体値が攻撃力になるので、卍丸の体を全快で維持しなければ最大火力が出せない。
 千年前の七人の火の勇者がみな同じ仕様の剣だったとすれば、 卍丸が七人いたようなもので、その恐ろしさを思うと、 天狗が言っていた「あんたらと戦う 根の一族に 同情しちまいそうだよ……」 という気持ちがよくわかる。
※純潔の鎖は仕様上全員装備可能のようだが譲渡不可能なのでゲーム中にカブキと極楽が装備出来る事はない。



【武具:胴】 使うと効果 装備で効果 呪われる
卍力極絹備考
ぼろ着 8 ○―――4
 卍丸の初期装備。手製の竹光と同様に非売品で宝箱も敵のドロップも無いレア装備。 オープニングで着ている茶色い着物だと思われる。父が着ているのもぼろ着かな。
野良着 10 ○―――2010
 火多・白川村から販売されている野良仕事用の作業着。 多少の草木とこすれても簡単には破けないような作りになっているはずなので、 普通の服より防御力はあるだろうが、戦闘用ではないのでこんなもんである。
竹の腹当 13 ○―――3015
 火多・高山村から販売されている竹で腹部を覆った防具。 竹なので簡単な刃物でも切られてしまいそう。 鈍器にならそれなりに耐えそうではあるが、これでツノ王と戦った卍丸は偉い。
父の陣羽織 15 ○―――
 ストーリー上で母から受け取る非売品。 一番良く見る卍丸の服装。真赤な地に橙色の雲の柄があり、 左側だけ袂と裾が長い左右非対称で前衛的な着物となっている。 陣羽織というのは本来なら鎧の上に羽織るものなので微妙に違う。 高価なのでプレゼントとしてもよく用いられたらしいが、天外IIでは売る事が出来ない。 非常にド派手で特異ないで立ちだが、 父はどんな思いでこれをお春さんに預けたのだろうか。 ちなみに捨てる事も出来ず、形見の剣のように後で生まれ変わる事も無いため、 すぐ預り所の中に入り、そのまま終わる。
旅がっぱ 16 ○○――6030
 火多・馬瀬村から販売される合羽。 父の陣羽織よりも1高いだけなので買う人は少ないだろう。 上半身を覆う外套(マント)みたいなやつ。 これが父の陣羽織より守備力が高いようには思えないのだが……。 ちなみにカブキの初期装備。卍丸の活躍を聞きつけてコソコソとこれで抜け出してきたのだろうか。
杉の胴 18 ○○―○11055
 尾張・犬山町から販売される杉の木で出来た胴。 数ある木材の中でもちょっと柔らかめの素材である杉でなぜ防具を作ったのか。 柔らかいから加工が容易で安く仕上げられるからなのか。 もうちょっと頑張って鎖かたびらが欲しい。
大きな酒樽 19 ――○―1,800900 ???
 ボッタクリの京都を除けば近江・大津村から販売される酒を入れておく樽。 極楽が胴用の装備として転用する。 丸々とした極楽の体に丁度合うサイズだったのだろう。
鎖かたびら 20 ○○―○17085
 尾張・犬山町から販売される金属の輪で組み上げた服。 火多・尾張における卍丸最強胴。 普通に人が着るサイズなら10kg以上になるらしく、 動けるのか? と疑問になる所だが、火の一族には関係あるまい。 これならなんとか致命傷を防げるか?
抗夫の腹巻 20 ○○○―2,4001,200 ???
 越後・相川村から販売される鉱山で働く人の腹巻。 酒樽より守備力があるようには思えないが、 動きやすさを考慮した時に総合でこちらが上回るのかもしれない。
 鉱山で働く人なら「坑夫」(←土偏)の方が正しい気がする。 もしかしたら誤変換された装備名かもしれない。
大狸の焼物 22 ――○―4,8002,400 ???装:炎ダメージ1/2
 基本的に京・信楽村で販売されている狸の焼物。 殴られたらすぐ割られそうな気もするが、極楽が胴装備に転用する。 極楽を仲間にしてから京・信楽村に戻らないと普通に販売されていないので忘れられがちかもしれない。 一応越前・輪島村の青空市場でも売られているがランダム開催なので欲しい時に買えるかはわからない。 天外IIでは珍しい属性ダメージ減少効果があるし、 越の三国には炎系攻撃を多用してくる敵がかなり居るため、出来れば買ってあげたい所。
黒装束 24 ○○―○240120
 伊勢・伊賀村から販売される忍者の着物のようなもの。 伊勢に入ってすぐ買えるが、もっといいものがどんどん売られるようになるため、 まだまだ買うのは我慢してしっかり貯金したい。根来の古墳で一つ手に入る。
小結まわし 24 ――○―8,0004,000
 近江・舞鶴村から販売されるまわし。 大狸の焼物より2高いだけなので、買うかどうかは迷う所。 名無しの十八番に勝てなくて少しでも守備力を上げるために買う……ということはあるかもしれない。 これから何度かまわしが防具に出てくるが、 まわしにそれほどの守備力があるのかは疑問。
舞台衣装 26 ―○――360180
 伊勢・松阪町から販売される舞台用の衣装。わかりやすいカブキ用装備。 どんな舞台の衣装なのか定かでないが、 派手で厚手になっているおかげなのか守備力が結構ある。
大関まわし 26 ――○―16,0008,000
 出雲・舌震村から販売されるまわし。 極楽用装備として一つ前の小結まわしより守備力が2しか違わないのに値段が倍。 大狸の焼物で炎ダメージも減らせると思えば、まだまだ買い替えは我慢したい。
漁師の着物 28 ○―――380190
 伊勢・志摩村から販売される着物。 漁師の着物にそれほどの守備力があるようには思えないが、何が違うのだろうか? 法被のようなものを着ているイメージがあるが……。
双竜の胴 30 ――○―44,00011,000
 石見・足下村でのみ販売されている胴。 出雲、石見で火の一族を見守る二匹の竜を由来とするであろう双竜シリーズのひとつ。 火の一族の砦跡から大量に出たのか、足下村でのみ販売されている。 売値が11000両なので、どうやら相場の倍の値段で売っている模様。 なんとか買わずにやり過ごしたい。
僧兵鎧 32 ○○――780390
 伊勢・奈良村から販売される鎧。 これの次に強いエビ殻の鎧で値段が跳ね上がるため、 一旦これで強化を狙ってもいい気はする。 しかし、玄人は紀伊で防具が拾える事を知っているため買わない。 なんなら岩戸の盾で金策も出来てしまうので……。 取扱説明書に絵がある珍しい防具。 胴になんらかの仏さま(大日如来?)が描かれている、 かなりしっかりした鎧。
馬鎧 32 ――○―29,50014,750 ???
 ボッタクリの京都を除けば浪華・神戸村から販売される馬用の鎧。 極楽が胴に転用。一体どんな感じに装備するのだろうか。 極楽がデカイとはいえ馬とは形が違いすぎるので、 それを無理矢理着たら左右非対称でちょっと格好良くなりそうな気もする。
天狗スーツ 34 ○○―○630 使:泥虫
落:冥府の黒子,テンギャン
 敵からドロップのみの非売品。 戦闘中に使用すると無限に泥虫が使える為、有用度は高い。 冥府の黒子からもらえたらラッキーだが、 多くの人は鋼鉄城を手に入れてから拾う事が多そうな気がする。 鋼鉄城は移動が速いため会敵が多く、 無敵砲で戦闘も一瞬で終わるため、 テンギャンを沢山倒せるからそうなるんだと思われる。
雷電まわし 34 ――○―56,20028,100
 丹波・鹿の子村から販売されるまわし。 「雷電」とは実在した力士「雷電爲右エ門」のことだと思われる。 現在の長野あたりの出身力士らしいのだが、 なぜ丹波あたりから販売されるようになるのかはよくわからない。
 天外IIの年代ははっきりしていないが、 制作者的には「まだ横綱制度が出来ていない時代」だとし、 大関まわしの上位を横綱まわしにしなかったのかもしれない。 雷電爲右エ門は大関だが、史上最強とも言われている。 雷電の階級に関する事は正確な資料もないようで諸説あり、 こんなところで適当に結論を出せる話題ではないのである。
オークの鎧 37 ――○―83,80041,900 ???
 浪華・神戸村で売られている鎧。輸入品だろうか。 前作天外Iでは敵が海外勢だったのでオークも居たが、 今作にオークは居ない。 非常に高価で、すぐ次の鎧が手に入るので買う必要は無い。 吉備・矢喰城でも宝箱から手に入るが、ちゃんと探索していれば巨人の鎧を持っているはずなので、 出るのが遅すぎなのである。 オーク=鬼っていう事なんだろうか(実際天外Iのオークと名のつくモンスターはどれもただの鬼に見える)。
エビ殻の鎧 38 ○○――2,1001,050
 紀伊から販売される鎧。 エビの殻にそれほどの守備力があるようには思えないが、 エビの殻自体は装飾で、下地に鉄などを使用しているのだろうか。 買うというより和歌山町の地下で拾う鎧といった印象。 海賊の胴か亀甲の胴までのつなぎに装備する。
巨人の鎧 40 ――○―87,80043,900
 長門・萩村でも売られているが、最速では三郎の胸塚の宝箱から手入る。 巨人シリーズは他に沓があるが、なぜか兜は無い模様。 小さな三郎の塚で巨人シリーズが手に入る事に一体どんな意味があるのか……。
海賊の胴 42 ○○――4,5601,900
 ボッタクリの京都のみの販売なので、通常価格で買う事が出来ない。 海賊の使っていた胴。何がどう普通の胴と違うのかはよくわからないが、 紀伊・竜神洞でタダで手に入るので亀甲の胴までのつなぎに使わせてもらおう。
豪傑の腹当 42 ――○―124,00062,000
 浪華・姫路町から販売される腹当。 巨人の鎧より2しか上がらない上に非常に高価、買う人は少なそう。 極楽は体値が高く、多めのダメージを喰らってもそうそう瀕死にならないので、 買い替えの必要性が低く、後回しにしているうちに上位の装備を拾えてしまう事が多い。
亀甲の胴 45 ○○―○4,2002,100
 伊勢・奈良村から販売される胴。 伊勢・紀伊における最強胴装備。一つくらいは欲しいところ。 本当に亀の甲羅なのか、亀の甲羅を模した胴なのかは意見の分かれる所だろう。 亀の甲羅は背骨の変化したものらしいので、それほど固いものではないと思うがどうなんだろうか。
悪趣味な服 46 ○○―○340 呪:戦闘中1/16で麻痺
 菊五郎が占拠した紀伊・和歌山城と伊勢・密林城で手に入る呪われた服。 どう悪趣味なのかはよくわからないが、 菊五郎の通常衣装にそれほどの悪趣味さを感じないので、 菊五郎の舞台の衣装のような全身タイツ系のやつだろうか。 何気に絹も装備出来るのがなんか好き。
無双甲 46 ――○―165,00082,500
 長門から販売される極楽用防具。 あとちょっとで酒天の鎧から千代シリーズも手に入るため、 こんな高額な物を買う必要は特に無いだろう。
玉虫の羽織 47 ―○――4,6002,300
 ボッタクリの京都を除けば近江・大津村から販売される羽織。 緑色なのに金属光沢があって虹のように色が変化する派手なやつ。つまりカブキ用ですね。 しかしカブキはもうあっという間に離脱してしまう時期に販売される。 ここまで到達しているなら亀甲の胴辺りを装備しているはずなので、 たった2のために買い替えるような人は少ないだろうが、 買い替えるとあっという間に無駄になるためやめましょう。
紅丸の羽織 48 ○○―○3,6001,800 装:雷ダメージ1/2
 非売品で近江・白山の宝箱から手に入る羽織。 大タタの船を入手すると白山の全ての橋が跳ね上がり、 紅丸の羽織を入手することは出来なくなるので注意。
 雷ダメージを減少させる珍しい効果を持った防具。 だが、その恩恵を得られるのは闇の客引きと巻貝法師くらいのもの。 さらにそれらが出る頃にはちゃんとプレイしていれば鱗光の衣辺りを装備している……。 巻貝法師戦の時だけ装備すると紫電のダメージが減らせてイイかもしれない。
 紅丸の昔の様子や設定画等を見ても、羽織を着ているような様子が無いのだが、 いつもはマントみたいなものを羽織っていたのだろうか。
天使の喪服 50 ―――○1,400
 絹の初期装備で非売品。絹の一番良く見るあの服装と思われ、 あれは喪服だったというわけです。 肩回り、腹部、手首と大事な所はそれなりに守れているためか守備力はそこそこある。 真っ白で目立ちそうだが。
月光の胴 52 ○○―○8,4004,200
 ボッタクリの京都を除けば越前に入る金沢町から販売される。 おそらく手に入れているであろう紅丸の羽織よりそれほど劇的な守備力の上昇値でもないため、 買い替えるほどではないだろう。
酒天の鎧 52 ――○―71,000
 吉備・倉敷村の鬼が借りていたアゾ倉に入っていた鎧。 酒呑童子の鎧なのかなぁとも思うが「てん」の文字が違う。 もしや誤植か……? このあとすぐ千代の鎧が手に入ってしまうため、 その活躍期間は非常に短い。
鱗光の衣 56 ○○―○14,4007,200 装:炎ダメージ1/2
 ボッタクリの京都を除けば安芸から販売される衣。 普通にプレイしていれば三太の恩返しで手に入れるであろう防具。 炎系の攻撃が多い越の三国ではとても有用。 三太が越前で現実的に入手できるとすれば京都での購入だが、 人魚ちゃんのツテで安芸から送ってもらったという可能性もなきにしもあらず?
上杉胴 61 ○○――16,8008,400
 ボッタクリの京都を除けば越後・新潟村から販売される胴。 鱗光の衣の上位装備だが、炎ダメージ軽減のある鱗光の衣のほうが良さげ。 有名な武将の名がついた胴だが、 越中・幻夢城で幽谷の鎧も手に入るため、玄人は買わないのである。
千代の鎧 63 ――○―4,000
 極楽が千年前に使っていた千代シリーズの鎧。 吉備・倉敷村の鶴姫倉に預けられていた。 極楽の為に製作されたものなのでピッタリ。 特別な効果は何もないがとにかく強い。 個人的にはこれが極楽の最強装備だと嬉しかった。
幽谷の鎧 64 ○○――9,900 ???
 越中・幻夢城の宝箱で手に入る非売品の鎧。 怪しげな名前と、なにより幽谷の鎧の少し前に呪われる夜叉の黒衣を拾っているため、 初見でこいつを装備出来る人はそういないだろう。
夜叉の黒衣 66 ○○―○845 呪:術使用不可
 越中・幻夢城の宝箱で手に入る非売品の呪われた衣。 術が使用不可になる呪いのため活用方法はないだろう。 極楽も装備出来たら最強防具同等の守備力で良かったのだが。
毘沙門の鎧 66 ――○―
 復活した近江・火の都で手に入る極楽の最終最強鎧。 毘沙門天といえば仏教における天界に住む神の四天王で、またの名を多聞天という武神だ。 この鎧がどんな由来のものなのかは不明だが、 神も火の一族の味方なのだろうか……。
初春の羽織 68 ○○――20,00010,000
 ボッタクリの京都を除けば近江・亀岡村から販売される。 それほど必要性は感じないものの、 テンポよくここまで来たのだとすれば、 名無しの十八番で困る事になりそう。 どうしても勝てないとなった時にこいつに縋る事になるかもしれない。
青の鎧 71 ○○――24,00012,000
 ボッタクリの京都を除けば因幡・鳥取村から販売される。 買っても良い頃合いだが、絹が仲間になりたての時期のため、 絹の装備を買いそろえる事の方が優先度が高い(そうしないと絹が死ぬ)ので、 なかなか卍丸の装備に資金が回せないかもしれない。
紫苑の道着 74 ○○――26,00013,000
 因幡・鹿野村から販売される道着。 紫苑とは薄紫色の花をつけるキク科の植物のことらしい。 衣服を作れるような植物ではないようなので、 「薄紫色の道着」といったような代物と思われる。 こちらも青の鎧と同様の理由で買ったことはない。 絹の装備、特に胴装備はとても値が張るのである。
天女の羽衣 77 ―――○22,00011,000
 ボッタクリの京都を除けば近江・舞鶴村から販売される羽衣。 絹が仲間になってすぐ買ってあげる事になるかもしれない。 絹の初期装備である天使の喪服より27も守備力が上なら買うよね。
銀竹の胴 77 ○○――28,20014,100
 ボッタクリの京都を除けば出雲・松江村から販売される。 「銀竹」とは大雨、特に夕立の事で、大量に降る大粒の雨の軌跡を銀色の竹と例えた風流な言葉。 または氷柱(つらら)の事も指すらしい。 出雲は溶岩だらけなので、鎧に少しでも涼しさが欲しいと思ったのだろうか。 なかなかいい値段がするので私は買いません。
カラクリ服 78 ○○――19,000 使:山彦
 宝箱からのみ手に入る非売品の服。使用すると山彦と同じ効果がある。 山彦の巻物の入手より先なので、山彦の巻物の価値を著しく下げる要因になっている。 最初に手に入るのは石見・犬神寺。 越中・幻夢城で手に入れた幽谷の鎧から、ようやく新しい装備に切り替えだ!
武者鎧 85 ○○――46,00023,000
 ボッタクリの京都を除けば石見・六日市村から販売される鎧。 なかなか高い守備力を誇るが、その分ちゃんと値が張る。 カラクリ服で十分だと思う。
白糸の着物 87 ―――○27,00013,500
 ボッタクリの京都を除けば因幡・豊岡村で販売される着物。 天女の羽衣より10もあがるが、砂神城で女王様の服が手に入るのでそれまで我慢したい。
虹の着流し 89 ―○――62,40026,000
 京都の呉服屋(第3期)でのみ売られているカブキ専用装備。 カブキが戻ってきた時には上位の銀幕の羽織を装備して帰ってくるため、 虹の着流しを買う必要が無い。 京都の呉服屋の品揃えを水増しするための装備なのだろう。
銀幕の羽織 93 ―○――83,00041,500
 ボッタクリの京都を除けば丹波・鹿の子村で販売されている。 ここに来る頃にはカブキは帰還していて、その初期装備で銀幕の羽織を装備しているため、 プレイヤーが購入することは無いだろう。 銀幕というのは映画の事で、世界初の映画が1893年なので無いはずだが、 天外IIの舞台はジパングなのでなんでもありなのだ。 っていうか馬鹿野城で三博士が大きなスクリーンで映画を上映しているので(1893年のやつは箱の中を覗き込む方式:キネトスコープ)、 現実の科学を大幅に上回っている事がわかる。
青雲の胴 94 ○○――70,50035,250
 丹波・鹿の子村から販売される胴。 カラクリ服の78と比べれば大分守備力が高く、 そろそろ買い替えてもいいとも思うが、 この時期の敵にそれほど脅威がないため必要性を感じにくい。 もうすぐ三郎の足塚で影の鎧も手に入るので、そこまで乗り切りたい。
女王様の服 95 ―――○43,20018,000
 女王様シリーズの中で唯一呪われていない装備。 すべて砂神城で手に入るが、女帝のムチ、 女王様の冠が呪われているため、装備することに躊躇すること請け合い。
唐獅子の胴 96 ○○――98,00049,000
 浪華・有馬村から販売される胴。 なかなか高価で買うのは大変だと思われる。 もうすぐ三郎の足塚で影の鎧が手に入るので、そこまで我慢したい。
霧の衣 99 ―――○45,00022,500
 ボッタクリの京都を除けば石見・猪目村から販売される。 ちゃんと探索をしていれば女王様の服を入手しているはずなので、 それで凌ぎたい。
信長メイル 100○○――112,00056,000
 浪華・堺村で販売される鎧。 織田信長がマント等をつけて西洋チックないでたちで居るイメージは、 後世の時代劇や創作物の影響だそうで、 現在では普通の伝統的な具足だったと結論付けられているらしい。 それはさておき、もう影の鎧を持っていてもおかしくない時期。 影の鎧に劣る守備力の信長メイルを買う人はそうそう居まい。
影の鎧 102○○―○6,400 使:影の霊薬
 浪華・三郎の足塚にある百鬼夜行の箱から手に入る鎧。 影の霊薬と同じ効果があるが、有用な効果があることは少ないイメージ。 とにかくタダで高性能な防具が手に入る事が嬉しい。
ゼウスの鎧 105○○――142,00071,000 ???
 浪華・堺村で販売されている鎧。 神の名を冠するだけあって影の鎧を上回る守備力はなかなかのものだが、 ちゃんとそれだけの価格になっている。 販売時に守備力が表示されないのもあって私は買ったことないです。
陽光の小袖 106―――○50,00025,000
 ボッタクリの京都を除けば石見・六日市村で販売している。 陽光という名とは逆の暗闇城の宝箱から手に入るので、購入は避けたい。
烈火の鎧 109○○――97,20048,600
 吉備・倉敷村から販売される鎧。 販売されるより前に鋼鉄城の宝箱で手に入るため、 購入する人はあまりいないだろう。 烈火の〜とかいうわりに、特別な効果は全く無い。
姫百合の衣 115―――○71,00035,500
 ボッタクリの京都を除けば丹波・鹿の子村から販売される。 京都で売られている絹用の中では最強の胴装備。 しかし、どうせ買うなら宝塚村の女もの屋の紫吹の衣が欲しい所。 ここは貯金しよう。
天狼の鎧 115○○――201,000100,500
 長門・小郡村から販売される鎧。 ここから値段が爆上がりしてくる。白銀城で手に入るので購入は避けたい。 「天狼」とは「シリウス」の別名(中国名)らしい。 シリウスは地球から見えるうちで太陽に次ぐ恒星(厳密には連星→二つの恒星)なので、 太陽には及ばないけどすげぇ鎧なんだぞという名前なのだろうか。
白獅子の鎧 122○○――272,000136,000
 安芸・岩国村から販売される鎧。 白い獅子の絵でも描いてあるのだろうか。 安芸に行けるようになったなら既に行ける長門・秋芳洞で紫龍甲が手に入るので、 特に買う必要は無いだろう。
水月の着物 124―――○100,00050,000
 浪華・神戸村から販売される着物。 姫百合の衣同様、紫吹の衣を買うまで貯金したい。
紫龍甲 126○○――8,000 使:紫電
 長門・秋芳洞の宝箱で手に入る非売品の鎧。カブキの最終装備になる。 「甲」は「鎧」、「冑」は「兜」のこと。鎧と兜を合わせて「甲冑」と言うらしい。 使うと紫電の巻物と同じ効果で敵全体に雷ダメージを与える事が出来る。 ただ、ここまできて敵全体に110ダメージを与えたい機会があるかというと怪しい所。 この頃には奥義で各個撃破して敵の頭数をどんどん減らしていく方が何かと楽だと思う。 ただ単純に高性能な鎧がタダで手に入って嬉しい。
火焔の鎧 130○―――
 近江・火の都で手に入る非売品の鎧。卍丸の最終装備になる。 特別な効果は何もないが、火の一族にぴったりな名前だ。
紫吹の衣 137―――○142,00071,000
 浪華・宝塚村の女もの屋で販売されている衣。 個人的には女王様の服からここで買い替えをする。 絹に買う胴装備はこれで最後になると思う。
星霊の衣 155―――○20,000 装:術回避率増
 吉備・矢喰城の宝箱から手に入る非売品の衣。 術の回避率が上がるという有り難いご利益がある。 もしや絹の母である綾の着ているやつなのだろうか。知らんけど。
不死鳥の衣 162―――○340,000170,000 装:移動回復量x2
 長門で販売されている店売り最強の衣。 装備効果もあるが、とにかく高額でなかなか手が出ないと思われる。 日輪の衣も控えているのでまぁ余裕があれば。
日輪の衣 174―――○
 近江・火の都で手に入る非売品の衣。絹の最終装備になる。 効果は特に無いが抜群の守備力を誇る。 最終装備なんだからもうちょっとモリモリでも良かったのになぁとも思う。 体か技の最大値が増える〜とか、術の成功率が上がる〜とか。



【武具:頭】 使うと効果 装備で効果 呪われる
卍力極絹備考
密教ヘルム 3○○―○325 装:術消費技3/4
 紀伊・高野山で手に入る非売品の装備。 「ヘルム」はドイツ語。 密教はインドから中国経由で日本に伝来した大日如来を本尊とする秘密の教えである。 「密教頭巾」あたりならまだわかるのだが。どんな由来の装備なのだろうか。
 巻物で消費する技値を3/4に軽減する効果があるが守備力は最低値なので常用しにくい。 最終決戦となるヨミ戦では守備力が関係ない(ヨミの攻撃が全て一定ダメージの特殊攻撃)ので、 ヨミ戦で装備すると技消費が抑えられて良いかもしれない。
 例えば100消費する巻物の消費が75になるわけだが、使用時に技値が100無ければ使用出来ない。 3/4というパッと分かりにくい減少率なのもあり、戦略的に使うには熟練が必要になるだろう。
木綿の手拭 4○○―○105
 火多・牛首村から販売される手ぬぐい。 手ぬぐいと聞くとタオルみたいなもんだろと思いがちだが、 暑さ寒さ、ゴミほこり対策、祭礼で頭に被る物という側面も昔からある。 タオルだって頭に被ってる人居るしね。 戦の防具として使うようなものではない。
三度笠 6○○――2814
 火多・馬瀬村から販売される笠。竹などで編んだ肩幅以上はある深い笠。 毎月三度、江戸、京都、大阪の三か所を巡る飛脚の事を「三度飛脚」と言い、 その三度飛脚が被っていた事から「三度笠」と呼ばれるようになったらしい。 顔を隠すため、目線が読まれにくいのはいいのかもしれない。 ただ、防具というようなものではない。
手桶 6―――○5427 ???
 何気に京都でしか販売されていない手持ちする桶。 絹が頭装備に転用する非常に珍しいアイテム。 打ち水をする時に柄杓(ひしゃく)と共に持っている、 長い取っ手のついたあの桶が一般的な手桶だと思う。 最初に書いた通り京都にしかないため、 気付かずスルーしてしまう人も多いと思う(私がそうだ)。 そもそも絹が仲間になってすぐ舞鶴村で角隠しが販売されているので、 わざわざ京都へ戻ってこんな弱い防具を買う人もそうそう居ないだろう(守備力は???でわからない)。 なぜ絹のために転用装備としてこんな弱い物を用意したのか、 なかなかその意図を考察しにくい存在である。
狐の帽子 7○○――6432
 尾張・犬山町から販売される帽子。 狐の毛皮で作った帽子だろうか。 暖かそうだしそれなりに丈夫そうでもある。
必勝鉢巻き 7――○―4020
 越後・三条村から販売される鉢巻き。 ネットでハチマキで検索すると「必勝」と書かれたハチマキがたくさん出てくるので、 定番の柄なのだろう。 手ぬぐいと大して変わらない気がするが、少し厚手なんだろうか。 極楽しか装備出来ないのもなんだか変な気もするが、 「頭の防具として装備する」のが極楽だけということなのだろうか。
獅子舞の頭 8――○―11,1005,550 ???
 ボッタクリの京都を除けば近江・亀岡村から販売される。 獅子舞の頭を極楽が頭装備に転用する。 パカパカさせている下あごを外せば、普通に兜のようになるんだろうか。 必勝鉢巻きより1高いだけなのに値段が277倍というとんでもねぇ物。 店売り時は表示が「? ???」なので完全に罠装備。
鉄はちがね 9○○――360180
 伊勢・伊賀村から販売されるはちがね。 はちまきの額部分に鉄板をつけた防具。 忍者や新選組が付けていたのが有名どころ。 狐の帽子より上昇値が微妙なので個人的には買わない。
金だらい 9――○―18090 ???
 出雲・松江村から販売される金属製のたらい。 極楽が頭装備に転用する。 頭に固定する事が出来ないが、ヒモかなんかを自分で通すのだろうか。 必勝鉢巻きと大して違わないが、激安なので買い替えてもいいだろう。
金箔の兜 10―○――410205
 伊勢〜紀伊・尾鷲村から販売される兜。 取扱説明書に絵のある珍しい兜。 鍬形、鯱に後光があり、全てが金箔で金ピカのド派手な兜。 つまりカブキ用。 ド派手なわりに高額でもないが、性能的に中途半端で買い替える決め手に欠ける。 私は買ったことはない。
双竜の兜 10――○―26,0006,500
 石見・足下村でのみ販売されている兜。 出雲、石見で火の一族を見守る二匹の竜を由来とするであろう双竜シリーズのひとつ。 火の一族の砦跡から大量に出たのか、足下村でのみ販売されている。 売値が6,500両なので、どうやら相場の倍の値段で売っている模様。 ちゃんと探索していれば出雲・火彦山で拾えるので、買う人は居ないだろう。
鉄なべ 11――○―9,6004,000 ???
 京都でのみ販売されているただの鉄なべ。極楽が兜として転用する。 ただの鉄なべなのに双竜の兜より守備力が高い。 その分、ボッタクリの京都であることを考慮しても妙に高値ではある。 必勝鉢巻きで十分かなと思う。
山犬の兜 12○○――520260
 紀伊・和歌山町から販売される兜。 伊勢・赤目村、紀伊・串本村で一つずつ拾えるため、買わずに済む。 しかも伊勢・紀伊の店売最強の兜である。ありがたく使わせていただこう。
海賊の兜 13○○――1,440600
 京都でのみ販売されている兜。紀伊・竜神洞で一つ拾える。 山犬の兜より1高いだけだが、タダでもらえるんだから装備しておこう。 角のある兜を想像しがちだがそれは北欧のバイキング……ジパングの海賊はどんな兜だったのだろうか。
花柄パンツ 13―○――49 ???
 紀伊・和歌山町の和歌山城で拾えるパンツ。カブキが頭装備に転用する(といっていいのか)。 赤紫の生地にデイジーっぽい花(白い花弁に黄色い花粉)がたくさん描かれているブーメランタイプのパンツ。 足を通す部分にはフリルがあしらわれている。 呪われているわけでもないようなので装備すると良さそう。 カブキがこれを頭装備とする理由は公式ガイドブックp.83の4コマ漫画で描かれている。 卍丸たちはまだふんどしで、この形のパンツは存在を知らない模様。 それにしても菊五郎のじゃないのだろうか……?
利休の茶釜 13――○―100,00050,000 ???
 浪華・堺村で販売されている茶釜。極楽が頭装備に転用する。 有名な茶人の茶釜だというが、似た物を海外旅行客などにお土産として売っている感じなのではなかろうか。 個人的に茶釜といえば鉄のイメージなので、鉄なべとほぼ同じじゃないかという気がする。 利休の名のせいかやたらと値が張るので、私は買わない。
お多福の面 15―○――450225
 ボッタクリの京都を除けば近江・大津村から販売される。 カブキ専用装備といえばド派手系が多いが、たまにある舞台系のやつ。 道具屋で販売されているため、装備を整えようとした時に見逃しやすい。 私は買った事が無いが、安いし買っても良さげだ。
荒神の兜 15――○―90,70045,350
 長門・小郡村から販売される兜。 転用ではない真っ当な極楽用装備。 大した守備力でもないのに非常に値が張る。 綾鬼城で手に入るので購入は避けたい。
金髪がつら 16○○――180 呪:術消費技x2
 紀伊・和歌山町と浪華・神戸村で手に入る非売品。 装備すると呪われて巻物の消費技値が二倍になるやっかいなもの。 和歌山町にあるものは菊五郎が占拠した和歌山城にあったものなので理解出来るが、 神戸村にあるものもしっかり呪われるのはどういう事なのだろうか。
 そういえばよくよく考えたらジパングの民は結構髪の毛の色が様々だ。 金髪くらいならよく居そうな気がしないでもない。
鉄の陣傘 17○○――1,980990
 京・信楽村から販売される頭装備。 基本的に頭に被る物を「笠」、頭上にかざす物を「傘」と書くため、誤用の可能性が高い。 「陣笠」だとすれば、よく足軽が装備している黒い三角帽子だと思う。 鉄製ならなかなか上等である。 そこそこな値段で強化が図れる。越の三国はこれでいいだろう。
僧兵頭巾 18○○――4,5002,250
 ボッタクリの京都を除くと越前・福井村から販売される頭巾。 鉄の陣傘の倍以上の値段なのに守備力が1しか上がらない。 私なら買いません。 いわゆる武蔵坊弁慶のあの恰好の頭巾だ。守備力があるようには見えませんね。
天狗の頭巾 20○○――7,3003,650
 ボッタクリの京都を除けば越後・三条村から販売される頭巾。 「天狗の」とあるが、山伏や天狗がよく頭に付けている小さく黒いアレは「頭襟(ときん)」である。 「頭襟」を「頭巾」と表記することもあるが、それでも読みは「ときん」なので、 「ズキン」と読むコレは誤読の可能性がある。
 なかなかイイ値段がする割りに守備力は大したこと無いので、 特に買い替える必要は無いだろう。 実際、頭襟は布等を漆で固めたものだし、ちっこいので守備力があるようなものには見えない。
若鷲の兜 22○○――10,0005,000
 ボッタクリの京都を除けば近江・亀岡村から販売される兜。 鷲でもあしらってある兜なんだろうか。 兜の値段がどんどん上がっていくわりに守備力の増加量が大したことが無い。 先に買い替えるのは沓がいいだろうし、 絹も加入する時期なので余裕があればといったところだろうが、 私は買わないと思う。
千代の兜 23――○―
 極楽が千年前に使っていた千代シリーズの兜。 吉備・倉敷村の鶴姫倉に預けられていた。 実質的に極楽の最終装備(脳波ヘルムは呪われている)で個人的に嬉しい。
水鏡の兜 24○○――13,5006,750
 ボッタクリの京都を除けば因幡・鳥取村から販売される兜。 因幡・玄武洞で拾えるのでそれで済ませたい。 水鏡というのは水面に物が映る事らしいのだが、その兜というのは一体どういうことなのか。 頭に鏡の様なものでもついているのか。
退魔の兜 27○○――16,8008,400
 ボッタクリの京都を除けば出雲・舌震村から販売される。 退魔とかいうわりに特に効果も無い普通の兜。 もうすぐ豚皮の帽子が販売されるようになるので我慢。
角隠し 28―――○13,8006,900
 ボッタクリの京都を除けば近江・舞鶴村から販売される。 絹は加入時、頭装備が無い。すぐ売っているので、買ってあげるといいだろう。 角隠しといえば和式婚礼時に女性が着る文金高島田の帽子のような部分。 その名の通り角を隠して嫁ぐという意味がある。 「女は嫉妬で鬼になる」とされていたため。 絹に関してはガチで鬼でもあるので、なかなかうまい装備だが、 結婚するわけでもないのに角隠しを常に装備しているというのもなんだか不思議なものである。 ただ、絹は「こんな私を 許してくれるなら 卍丸さん あなたに この絹の命 預ける覚悟は できております」 と言っているので、結婚ではないにしろ、それに近い決意と覚悟があるのだろう。
豚皮の帽子 29○○―○5025
 石見・浜田村から販売される帽子。 突如大量に材料が手に入った豚の皮を加工して作られた帽子。 大量にあるため激安で手に入るので適当に買っておこう。
 ……まぁもちろん、ほとんどの材料は元・人間なわけで、 それを知りながらこれを使うかどうかという所がこの装備の大事な部分。 とはいえこの論理についてはちょっとズルイと思う所もある。 なぜなら元・人間ということを知らないうちに豚皮の沓が犬神寺で手に入り、 装備してしまう(であろう)せいだ。 一度でも装備しちゃったならもうしょうがないと帽子でもなんでも使ってしまうという人は 結構な数いるのではないだろうか。 元・人間だということを卍丸(プレイヤー)が知ってから店頭販売されていた方が、 そこの葛藤を与えられたのではないだろうか。 もしそうなら私は買ったり装備したりしなかったと思う。
白鳥の冠 30―――○16,2008,100
 因幡・豊岡村から販売される冠。 角隠しより2しか違わないため、特に買い替える必要性はないだろう。 石見までいけば豚皮の帽子も安く手に入る(こちらは1低いが)。 冠にそれほど頭を防御する性能があるのか、個人的には疑問。
冬の髪飾り 32―――○22,80011,400
 出雲・玉造村から販売される髪飾り。 武具屋ではなく道具屋で販売されるあたりで見逃しやすい気がする。 なんにせよ高額なので、石見で手に入る豚皮の帽子で済ませたい所。
満天の頭巾 33○○―○24,70012,350
 石見・六日市村から販売される頭巾。 豚皮の帽子を装備するのが嫌な人向けの装備だろうか。 卍丸と絹に買うとなると計画的な金策か相当な時間の狩りが必要になりそう。 私は買ったことが無い。
女王様の冠34―――○5,000 呪:素早さ低下
 因幡・砂神城で手に入る呪われた冠。 装備しても「状態」で見られるステータスに移動中、戦闘中共に変化が無い。 一応絹の行動順が遅くなっていたのでそれなりに下がってはいる模様。 ただ、絹はこの当時通常攻撃が出来ないので、命中率が下がっても困る事が無い。 実は装備してもいいかもしれない。 なんなら宿屋に泊まるごとに装備し直さないといけない事がデメリットかもしれない。
キララの兜 34―○――18,0009,000
 ボッタクリの京都を除けば丹波・鹿の子村から販売される兜。 カブキ用装備だが、帰ってきた新・カブキの初期装備として持っているので買う事はない。
 「キララ」というと「雲母」のことかなぁと思う所だが、 石材を兜にするとは考えにくいし、 カブキ専用装備というのは大体が「ド派手もしくは舞台、演劇関係」のもの。 なのでおそらく「キラキラの兜」としたかったが、 それだと装備名の「全角で五文字まで」という規定を越えてしまったために キを一つ消して「キララ」としたのではないかと思われる。
一角頭巾 35○○――23,40011,700
 ボッタクリの京都を除けば石見・六日市村から販売される頭巾。 「一角頭巾」で検索して出てくるのが天外IIのデータが書かれているページくらいで、 一角頭巾が何なのかはわからなかった。 「一角」……イッカクという海獣なのか、一角という妖怪なのか、よくわかりません。 まぁ豚皮の帽子で十分だと思います。 また、新・カブキ加入後であれば近江・西京洞にて月の兜の入手が視野に入るので、 卍丸用の装備を買い替える事は減るだろう。
ひょっとこ 37○○――1,000500
 ボッタクリの京都を除けば丹波・鹿の子村から販売されている仮面。 いずれも道具屋で販売されており、強化時に見逃しやすい。 この守備力の装備としては格安なので買い替えると良さそう。
 タコのような口でほっかむりをした妙な男の仮面。 舞いや踊りで道化役として登場する。
綿帽子 38―――○43,20021,600
 丹波・鹿の子村から販売される帽子。 武具屋ではなく道具屋で販売されている。 絹の装備品としては満天の頭巾以来で、そろそろ買い替えてもよさそう。 私は浪華の女もの屋まで我慢しますが。
南蛮メット 38○○――70,50035,250
 浪華・堺村から販売されるヘルメット。 メットはヘルメットの略でいいと思われる。 なかなか高額なのでひょっとこで済ませておきたい。
脳波ヘルム 40○○○○3,400 呪:戦闘中1/16で眠り
 浪華・鋼鉄城で宝箱から手に入る呪われた頭装備。 実は極楽が装備可能な頭装備の中では断トツの最強装備なのだが、 戦闘中に唐突に寝てしまう(月寝)。 天外IIの仕様上、月寝を回復させると力王や城壁なども切れてしまうため、 再度それらを掛ける手間や技を考えるとそこまでして装備しなくても……となる。
シュラの兜 42○○――155,00077,500
 安芸から販売される兜。 なかなか高額だし、ひょっとこで良さそう。 余裕があれば買うのもいいが。
 「シュラ」は「阿修羅」の略である。じゃあ「阿修羅の兜でいいじゃん」と思う所だが、 「阿」と「羅」は小学生までで習わない漢字なので使わない。 「ア修ラ」では逆に意味がわかりにくい。 漢字をやめて「アシュラの兜」にすると「道具名は全角五文字まで」の規則にひっかかる。 なので「シュラの兜」になっているものと思われる。
沈黙の兜 42○○―○222 呪:術使用不可
 浪華・鋼鉄城で宝箱から手に入る呪われた兜。 戦闘中に装備者のターンが回ってきた時に忘却になるが、 その忘却を回復させても、忘却にならなくても装備した瞬間から巻物が使えなくなる。 極楽が装備出来たら面白かったのだが。
旭のベール 43―――○60,60030,300
 浪華・宝塚村の女もの屋で販売されている絹用の頭装備。 とりあえずこれを買っておけばいいかなと。 それほど困っていなければ弁天の兜まで貯金するのもよい。 ベールというのは透けて見えるほど薄い布というイメージだが、 そんなものにそんなに守備力があるのか不思議だ。
孔雀の兜 46○○―― 装:雷ダメージ1/2
 復活した近江・火の都で宝箱から手に入る兜。 孔雀なんてオスがド派手なだけのただの鳥だがなぜか雷ダメージが半減する有り難いご利益がある。 ド派手な鳥なのでカブキ専用かと思いきや卍丸も装備出来る。 月の兜を卍丸とカブキのどちらに装備させるかによって、 この装備がどちらかの最終装備になる。
弁天の兜 48―――○108,00054,000 使:息吹
 浪華・姫路町から販売される珍しい絹用兜。 使うと息吹と同じ効果で無限に回復が出来る。 武具は誰でも使えるのであればあるだけ楽になる。 まぁそんなに買える値段ではないのだが。
 弁天は弁才天の略称だが、ヒンドゥー教のサラスヴァティーが元だとか、 サラスヴァティーが水の女神だったので日本の蛇神と習合されたりだとか色々あり、 天外IIの弁天にも「蛇が脱皮をするように生まれ変わる」という設定がある。 蛇は脱皮して成長する様から不老不死や生命の象徴とされている。 弁天の兜に息吹(体回復)の効果があるのはそういう所から来ていると思われる。
風のベール 52―――○136,00068,000
 吉備から販売されるベール。 また出た防具として使えるのか疑わしい絹用頭装備ベール。 特殊効果も特に無いので弁天の兜でいいだろう。 宝箱等からも手に入らないので、私は持ったことが無いと思う。
月の兜 53○○―○4,200 使:月の霊薬
 近江・西京洞の百鬼夜行の箱から手に入る兜。 卍丸とカブキの最強頭装備。 月の霊薬と同じ効果があるが、あまり有用な効果がついた記憶が無い。 卍丸が瀕死になると即敗走だし、最終的に卍丸の体値が攻撃力に直結するため、私は卍丸に装備させていた。 最強兜が序盤で出てくるっていうのはなかなか浪漫がある。
折花の冠 55―――○242,000121,000
 長門・萩村で販売されている冠。たまにある冠装備。 吉備・冥府の穴で一つ手に入るので、買う必要はありません。 折花とは紙を折って作った花、つまり折り紙の花版のことらしい。 え? じゃあ紙製の冠なのか……? いや、折花が飾りにつけられているだけだろう。 ただ、なんにせよ冠にそれほど頭を守る力があるようには思えない。 可愛いと根の一族が攻撃をためらうのだろうか。
光のリボン 58―――○ 装:術回避率増
 復活した近江・火の都で宝箱から手に入るリボン。絹の最強頭装備。 最強装備で特殊効果があるのは珍しい。 最終的にただのリボンだけになるので、やはり可愛さこそが最強なのか。



【武具:足】 使うと効果 装備で効果 呪われる
卍力極絹備考
山の草鞋 7○○―○84
 火多・白川村から販売されている最弱の足装備。 稲藁を編んだ履物で、指先、踵、足首を結び固定する。 「山の」とついているので山歩きに適した形の草鞋になっているものと思われる。 何をどうすると山歩きに適しているのかはよくわからないが。
十六文の靴 8――○―3,2001,600
 ボッタクリの京都を除けば越後・三条村から販売される靴。 靴は現代の人が履いている靴とほぼ同じ革製の履物。 一文というのは一文銭のこと。 一文銭の直径が2.4cmなので、十六文は38.4cmの靴ということになる。 その昔、日本では靴の大きさを文で測っていたのだ。 十六文というとジャイアント馬場を想起させるため、 プロレスラーが履いていそうなブーツを想像するがどんなもんだろうか。
熊毛の沓 10――○―4,0002,000
 近江・舞鶴村から販売される沓。 これからも「沓」はよく出てくるが、この沓とクツという読みの由来はあまりはっきりしない。 日本の古い履物を沓と言っていると思っていいだろう。 熊の毛を使う事で寒さに耐える沓ということなんだろうか。 十六文の靴より2しか上がらないため、買い替えるほどでもないと思う。
鹿皮の沓 12○○―○6834
 尾張・犬山町から販売される沓。 鹿の皮で出来ているという事以外特筆することがない。 とりあえず火多・尾張では最強の沓なので装備しておこう。
馬鹿の大靴 12――○―1
 因幡〜出雲・馬鹿野城で宝箱から手に入る靴。 マントー用なのかと一瞬思う所だが、 マントーはいつも裸で素足なんで、誰が何のために用意したのか謎の靴である。 極楽が丁度履けるみたいなので頂いておこう。 宝箱から入手する時「馬鹿の大沓」と表示される。
地下足袋 17○○―○240120
 伊勢・松阪町から販売される足袋。 地下足袋は足袋にゴム底をつけて、足袋だけで外作業が出来るようにしたもの。 本来ならゴムが日本に入ってくるようになった明治以降の新しい履物だが、 ここはジパングなのでいいんです。 伊勢なら麦穂の沓目指して貯金するべきだと思います。
双竜の沓 17――○―9,6002,400
 石見・足下村でのみ販売されている沓。 出雲、石見で火の一族を見守る二匹の竜を由来とするであろう双竜シリーズのひとつ。 火の一族の砦跡から大量に出たのか、足下村でのみ販売されている。 売値が2,400両なので、どうやら相場の倍の値段で売っている模様。 ちゃんと探索していれば出雲・荒神谷古墳で拾えるので、買う人は居ないだろう。
豚皮の大靴 18――○―6030
 石見・浜田村から販売される靴。 突如大量に材料が手に入った豚の皮を加工して作られた大きな靴。 大量にあるため激安で手に入るので双竜の沓より1しか違わなくても買っておいて損は無い。 使わなければ豚になった人が復活するわけでもないので 有効に利用してあげよう。
麻の草履 19○○―○300150
 伊勢・松阪町から販売される草履。 ほぼビーチサンダルのようなものといっていい、足の指に引っ掛けるだけの簡素な履物。 そんな履物の麻で編んだバージョン。 あんまり素早く走れるような気はしないのだが……。
高下駄 21―○――680340
 紀伊から販売される下駄。 下駄の歯が長くなっていて、履くと背が高くなる。 背が高く見える、足が長く見える、より多くの人を見下せるようになる……つまりカブキ用装備。 カブキの一番良く見る画像で履いているアレかなぁと思うが、 アレはアレで「おこぼ」という舞妓さんが履くやつに近い。 現代の厚底靴を下駄にしたイメージだと思う(ヒールがあるし)ので、正式名称はおそらくない。
麦穂の沓 23○○―○1,000500
 紀伊・和歌山町から販売される沓。 麦の穂で編む……とは考えにくいので、麦の穂を共に編み込む、 もしくは麦の穂のような柄に編み込んだ沓といったところか。 伊勢・紀伊の最強足装備なので揃えたい。
桃子の下駄 23――○―21,60010,800
 京・京都/商店区の第3期に東の宿にいる桃子さんが販売している下駄。 上流階級にも人気という桃子さんは極楽が履けるサイズの下駄まで作っている模様。 余裕があれば買ってもいいかもしれない。私は買わないけど。
旅人の草鞋 25○○―○1,480740
 ボッタクリの京都を除けば京・信楽村から販売される草鞋。 それなりの旅の道中でも壊れないように通常より丈夫な作りになっているのか。 麦穂の沓より素早さ上昇量が微量なので、これはスルーしたい。
超特大草鞋 27――○―23,50011,750
 浪華・有馬村から販売される草鞋。 浪華・堺村と浪華・神戸村では武具屋。 それ以外では道具屋で販売されている事から、 体の大きな外国人向けに作ったものであり、ジパング民の多くは履けないが、 大きくて面白いので道具屋でお土産的に販売しているといった感じだろうか。 もう少しで巨人の沓が手に入るので買わずに済ませたい。
飛脚の草鞋 28○○―○2,8001,400
 ボッタクリの京都を除けば近江・大津村から販売される草鞋。 長距離を走り回る飛脚が使う草鞋ということで、 耐久性が相当高くなっているのだろう。 すぐ買ってよさそう。
雪割の長靴 30○○―○3,4501,725
 ボッタクリの京都を除けば越前〜越中・富山町から販売される長靴。 イマイチよくわからないが、雪深い所でも進みやすい工夫のある長靴なんだろうか。 本来の構想にあった四季の移り変わりがあれば、 マップが雪だらけになった頃にはこんな靴が欲しくなったかもしれない。 ただ、越前〜越中・富山町に来る頃にはストーリー上ではまだ秋なのでちと早い。
白鹿の靴 33○○―○4,7802,390
 ボッタクリの京都を除けば近江・亀岡村から販売される靴。 白鹿の皮を使ったというよりは、白鹿の絵柄がある靴って感じではないだろうか。 これを買うくらいなら疾風の草鞋を買いたい。
疾風の草鞋 35○○―○5,8002,900
 近江・舞鶴村から販売される草鞋。 疾風の如く走れるようになる草鞋ということか。 名無しの十八番戦に向けて整えておきたい。
巨人の沓 36――○―500
 浪華・三郎の腹塚と吉備・造山洞窟の宝箱から手に入る非売品の沓。 ありがたく使わせていただこう。 巨人シリーズは他に鎧があるが、なぜか兜は無い模様。
北風の沓 40○○―○8,7004,350
 ボッタクリの京都を除けば因幡・豊岡村から販売される沓。 因幡に入った時点では最強で長く使えるので買って損はない。
鎌風の草鞋 42○○―○10,0005,000
 石見・猪目村から販売される草鞋。 豚皮の沓と並べて販売することによってプレイヤーの良心を測るための草鞋か。 「鎌風」は急な暴風を意味する他、神奈川県における鎌鼬(カマイタチ)の別名でもあるらしい。 暴風の如き早さになる草鞋なんだろう。
天馬の蹄鉄 42――○―52,00026,000
 吉備から販売される蹄鉄。極楽が足装備に転用する。 馬の蹄鉄を人間がつけて素早さがあがるようには思えないが、 何かうまい使い方があるのだろう。 非常に値が張るので、巨人の沓でしのぎたい所。
豚皮の沓 44○○―○3015
 石見・羽須美村から販売される沓。 突如大量に材料が手に入った豚の皮を加工して作られた沓。 大量にあるため激安で手に入るので適当に買っておこう。
流星の沓 45○○―○12,8006,400
 ボッタクリの京都を除けば石見・六日市村から販売される沓。 豚皮の沓より1しか違わないので私は買ったことが無い。 流れ星の如き早さになれる沓ということだろうか。
錦の雪駄 47―○――17,3007,200
 京・京都/商店区の第3期でのみ販売されている珍しい雪駄。 美しく綺麗な雪駄……つまりカブキ専用。帰還した新・カブキの初期装備。 下駄では歯の間に雪が詰まるために作られた等諸説あって、はっきりとした由来はわからない。 竹の皮で出来た草履の底面を皮で防水し、踵底部に後金(あとがね)という金属をつけた履物。 歩くとチャラチャラと鳴る後金の音が粋とされていた。 「音がうるさい」という苦情もあったあたり、実にカブキらしい装備と言える。
桃子の上履 49○○―○20,00010,000
 京・京都/商店区の第3期に東の宿にいる桃子さんが販売している上履。 豚皮の沓や錦の雪駄よりそれほど素早さが上昇するわけでもないため、 買うかどうかは好みといったところか。 京都に戻って今まで居なかったNPCを見つけて装備を買うっていうあたりは なかなかハードルが高い気がするので、もっと性能が高くても良かったような気がする。
 上履というと普通は土足禁止の室内用の履物のことだが、 卍丸たちの戦場のほとんどはそんな場所ではないので、 上履でいいのか? という気はする。
舶来ブーツ 51○○――33,00016,500
 浪華・神戸村と堺村で販売されているブーツ。 既に百鬼夜行の箱から夜の沓を手に入れられる時期であり、 もうすぐ浪華・三郎の手塚でイ駄天の沓も手に入るので、あまり必要は無い。
 舶来というのは船で運ばれてきた物という意味なので、 このブーツそのものがどんな用途や由来のあるブーツなのかはまったくわからない。 エビス丸が「アミーゴ」と言っている辺りから察するに、 スペインかポルトガル辺りなのかなぁとも思うが、 やはりどんなブーツなのかはわからない。
伊織の靴 54―――○30,20015,100
 浪華・宝塚村の女もの屋でのみ販売されている靴。 伊織というのが調べても人名しか出てこない。 女性用の靴の名前になりそうな有名人というのも特に見当たらず。 どういう靴なのかさっぱりわかりません。 女もの屋では同時に月影の靴も販売されていて、 それほど値段も違わないのに12も値が上なので、 伊織の靴を買うよりは月影の靴を買った方がいい。
千代の沓 57――○―
 極楽が千年前に使っていた千代シリーズの沓。 吉備・倉敷村の鶴姫倉に預けられていた。 千代の兜に続いて極楽の最終装備となって個人的に嬉しい。
片翼の沓 58○○―○66,20033,100
 吉備から販売される沓。 既に夜の沓とイ駄天の沓を手に入れていてもおかしくない状態のため、 この沓を買うのはよほどの間抜けくらいのものだろう。
赤いヒール 60―――○42,00021,000
 浪華・堺村でのみ販売されているヒール。 ヒールというだけではどの程度の高さなのかもよくわからない。 ジパングが貿易していたのがスペインあたりならフラメンコの靴みたいな感じだろうか。
 しかし、なんにせよもっと安価で買える月影の靴の方が素早さが高いため、 赤いヒールを買うメリットは特に無い。
イ駄天の沓 60○○――200
 浪華・三郎の手塚で宝箱から手に入る非売品の沓。 近辺で販売されている足装備より断トツに性能が高いため、 武具屋的には商売あがったりである。
 「韋駄天」の「韋」の字が中学生までで習わない漢字らしいので「イ」とした模様。 「シュラの兜」の所で「羅」が小学生までで習わないと書いたが、 中学生では習うらしい。そしたら「修羅の兜」でも良さそうなのだが、 そこらへんは装備名を決定した人のさじ加減なので詳細は私にはわからない。
光陰の浅沓 60○―――2,400
 長門・綾鬼城の宝箱から手に入る非売品の浅沓。 普通のスニーカーより浅く、サンダルよりは深い微妙なやつが浅沓である。 普通にプレイしていれば既に夜の沓を持っていてもおかしくない時期。 イ駄天の沓もあるし……つまり光陰の浅沓が活躍する機会は、普通のプレイではまず訪れない。 非売品なのになんともよくわからない悲しい装備である。
神風の沓 61○○―○120,00060,000
 安芸から販売される沓。 夜の沓より性能が低いし、イ駄天の沓より1高いだけ。 12万も支払う意味も必要性も特に無いだろう。
飛竜の沓 65○―――
 復活した近江・火の都の宝箱から手に入る非売品の沓。 手に入る場所的に、おそらく卍丸用の最終装備のつもりなのかもしれないのだが、 夜の沓より性能が劣るため、まったく不要な沓となっている。 カブキ用の炎の雪駄は夜の沓より1とはいえ高性能なのに、なぜこうなってしまったのか……。
 ジパングにいる竜はいわゆる龍って感じで普通に飛べるように見える。 海外のドラゴン由来の沓なのだろうか。
月影の靴 66―――○33,80016,900
 浪華・宝塚村の女もの屋でのみ販売されている靴。 どんな沓かさっぱりわからないが、 値段の割にめちゃくちゃ高性能で、これを買っておけば当分いいだろうといった感じの良い靴。
夜の沓 66○○―○2,800 使:夜の霊薬
 因幡・玄武洞の百鬼夜行の箱から手に入る非売品の沓。 夜の霊薬と同様の効果が得られる。ちょいちょい悪くない効果がつくイメージ。 卍丸の最終装備になるため、夜に技回復などがつくと、 最大戦力の卍丸が攻撃する機会が減る事になってしまうため、 諦めて七福の玉あたりで技を回復することをお勧めしたい。
炎の雪駄 67―○――
 復活した近江・火の都の宝箱から手に入る雪駄。 カブキの最終装備。 特に効果もないし、一体何が炎なのか、さっぱりわからない。
紫陽花の沓 70―――○78,00039,000
 吉備で販売されている沓。 紫陽花で染めたのか、絵か刺繍でもあるのか。 吉備に入れるようになったあとすぐに絹が離脱してしまうため、 特に買う必要は無いだろう。
陽炎の草履 74―――○180,00090,000
 安芸と長門で販売されている草履。 なかなかいい性能だが、値段もなかなか高い。 少しでも強化しないと勝てないというわけでもない限り買い替えは推奨しない。 なんとか聖母の沓までやり過ごしたいものである。 陽炎と素早さにどんな関係があるのか私にはよくわからないので、 何がどう陽炎なのか……。
聖母の沓 78―――○29,000
 吉備・いろは宮と冥府の穴の宝箱から手に入る非売品の沓。 絹しか装備出来ないのに二つも手に入る非売品という妙な沓。 どうしてもプレイヤーに手に入れて欲しかったのだろうか。
 実はリメイク版天外IIでは冥府の穴で手に入るのは「破天の兜」というアイテムだったりする。 PCE版天外IIの冥府の穴で手に入る聖母の沓は設定ミスだった可能性がある。 PCE版天外IIのデータの中に「破天の兜」というアイテムがあることは 裏天外魔境さんが突き止めている。 聖母の沓がID224で破天の兜がID182なので、 何をどう間違えてこうなったのかはわからない。
明日香の沓 80―――○
 復活した近江・火の都の宝箱から手に入る非売品の沓。絹の最終装備。 明日香は600年代頃に日本の首都ともいえる場所だった。 天外IIの舞台は1700年代なので、1100年前の都ですね。 古い沓なのになんと高性能な事か。オーパーツみたいなもんだな。

【奥義】
<奥義全般について>
 使える奥義と使えない奥義がかなり極端。 効果や性能をちゃんと把握していたら絶対に使わない奥義がたくさんある。 とはいえ、ノーリスクで有用な攻撃がガンガンやれたらそれこそバランスは!? っていう話なので、まぁいい塩梅かなと思います。 もうちょっとバリエーションがあってもなぁとも思いますが。
 おそらく卍丸が「少年剣士が必殺剣でバーン!」という広井王子さんの要望に答えて剣法を付けることにした後、 他のキャラはどうしようかと色々つけ足したんだろうなと思われる。 キャラクターの個性をRPGで表現する事には一役買っていると思います。

【奥義:卍丸 / 剣法】
名称効果範囲効果備考会得条件
紅丸斬敵一団一度に一団を攻撃敵が多いと威力が下がる法水院紅丸入手
 敵一団を攻撃出来る。威力は「通常攻撃した時に与えるダメージ / 攻撃対象の数」となる。 通常攻撃で100当てられる敵二匹に使うと50ずつ当てるといった具合。
 単体相手に使っても意味が無いどころか会心の一太刀や連続攻撃にならないことを考えれば悪手とすら言える。 与えられる総合ダメージが通常攻撃一回分なので、戦力UPというより、 微妙に倒しそびれた雑魚の処理か、めちゃくちゃ格下の雑魚の掃討くらいしか使い所が無い。
 武具のはりせんで似た効果が得られるが、どういうわけか威力が半分程度しかないので使い所がさらに無い。
黒羽斬敵単体倍以上の威力で攻撃暫く動けなくなる妙院カラス入手
 単体に通常攻撃の2〜2.5倍のダメージを与えるが、疲労のために1〜2ターン行動不能になる。 この行動不能は青松等でも治せない。 攻撃も回復もこなせる卍丸が動けないのは痛いので、中将・大将戦ではそうそう使う機会は無いだろう。 「黒羽斬でなら一撃で倒せる」という雑魚と遭遇した時に使うのが主な用法になる。 わかりやすいデメリットがあって実に必殺剣っぽい。
義経斬敵一団一度に一団を攻撃敵が多いと命中率が下がる船海宮義経入手
 敵一団を通常攻撃相当の威力で攻撃出来るが、命中率が「100% / 敵の数」となる。 二匹の敵に使うと50%、三匹なら約33%、四匹なら25%とどんどん下がる。 二匹の時点で命中率半減というのはデメリットとして非常に辛く、 体感としてはほぼ当たらないといっていい感じになる。 なのにドガガガガ!と結構派手な効果音が出るのが虚しさを加速させる。 だがしかし、逆に言うと「敵が単体なら必中」の技ということになる。 格上で攻撃が当たりにくい相手には有用。
女彦斬敵単体倍の威力で攻撃倒せなかった時に
与ダメージの半分が返ってくる
大霊院女彦入手
 単体に通常攻撃の2倍のダメージを与えるが、与えたダメージの半分を受ける。 100ダメージを与えたら、50ダメージを受ける。 この反動ダメージ?のようなものは、攻撃対象が生き残っている時にだけ受ける。 つまり、女彦斬でトドメを刺せればノーダメージノーリスクで使える。 黒羽斬より少し威力は落ちるが、仮に倒せなくても行動不能になるわけではないので気軽に使える。 ただし、大霊院卍丸を手に入れた後は与えられるダメージと敵の体をしっかり考慮しなければ、 一発で敗走する恐れがあるので注意が必要。
静乱斬敵単体最多で五回斬り合う交戦中は何も出来ないいろは宮静入手
 単体に一対一の殴り合いを仕掛ける。「卍丸が攻撃→敵が攻撃」を2〜5回繰り返す。 「攻撃」の威力は通常攻撃相当の威力である。 この殴り合いは完全に自動で行われ、止めたくても止める事は出来ず、 回数を消化するか、どちらかが死ぬまで止まらない。
 正攻法なら城壁を掛けてから使う事になるが、 敵が行動不能なら敵のターンはやってこないので……
・催眠(月寝,星寝)
・胴締めを掛けた敵、胴締めをしてきた敵
・氷結(凍竜)
・自傷(地獄)
・疲労(黒羽斬,全身の怨念をぶつけた/百面師,決死の一撃/泣く子いねか,特攻攻撃/砂ザメ,大死一番/獄犬魔王)
これらの状態異常中なら一方的に連続攻撃を仕掛ける事が出来るということになる。 ラスボスのヨミでさえ普通に状態異常は効果があるのでどんどん狙っていきたい。
 ちなみに敵が狂乱状態だと敵の反撃対象がランダムになる。 ダメージが分散できると思えば悪くないような気もするが、 あくまでランダムなので一人に集中することもあり、 そうなれば敵から最大で五倍の攻撃を喰らうハメになる。リスクが大きいので推奨しない。
 幽鬼も効果がありそうだがしっかり反撃してきた。 敵を麻痺させることが出来ればとも思ったが、ミズチを狂乱させてみたものの、 敵が麻痺する様子を確認する事が出来なかった。
三郎斬敵単体一撃必殺(確率は8%)まず当たらない鳥居堂三郎入手
 単体を即死させる。ただし、その成功率は8%しかなく、失敗するとノーダメージで1ターン無駄にしてしまう。 とにかく当たらないうえに雑魚にしか効果が無いため使う事は無かった。 8%に賭けるくらいなら普通に殴った方が早いのである。
<改善案>
1.失敗時は通常攻撃程度の威力のダメージ
2.雑魚相手の成功率を30%くらいに上げる
3.中将,大将へ使うと即死ではなく会心の一太刀
このくらいの性能はあってもよかったのではなかろうか? ただ、1と2が同時にあると「常に三郎斬使って殴った方がいい」ということになりそうなので、 1か2どちらかだけを採用すべきかと思う。1+3か2+3あたりがいいバランスじゃないかと思う。
松虫斬敵単体攻+(守/2)で攻撃次の行動まで守備力1/2蛇光院松虫入手
 単体に「攻撃力+(守備力/2)」の攻撃力で攻撃する。 守りを捨てて攻撃に費やすことで威力を上げるということが理屈上でも数値上でもわかりやすい技。 次のターンがくるまで守備力が半減した状態になり非常に危険。 卍丸:攻397/守409で明けガラスに通常攻撃で404ダメージが、松虫斬で524になった。 この例では1.3倍ほどの威力になった。
・通常より強力な攻撃が出来る
・次のターンも動ける
・物理攻撃を受けなければ実質ノーリスク
 ↓なので
・赤影使って影に使わせる(敵の攻撃を受けたらどうせ消える)
・ヨミに対して使う(ヨミは一定ダメージの特殊攻撃しかしてこない)
 ちなみに金剛や石蛇で上がる守備力は意味が無い(威力が上がらない)。
卍卍斬敵単体四倍の威力で攻撃体半減大霊院卍丸入手
 体が半減する代わりに単体に通常攻撃の四倍のダメージを与える。 雑魚相手ならほぼ確殺で1000を超えるダメージを叩き出す、必殺技らしい必殺技。 ただし、体が最大値の半分以上無ければ使っても「効果がなかった」と失敗扱いになる。
 デメリットの体の半減というのが困りもので……
・卍丸が瀕死になる確率が高まる
・卍丸の攻撃力が落ちる
・次のターンで誰かが回復させてあげなければならない
卍卍斬を覚えているということは、卍丸は大霊院卍丸を所持しているわけで、 つまり卍丸の攻撃力は「19+卍丸の体値」である。 そのため、卍丸の体値が減ると攻撃力が激減して火力が落ちる。 普通に進めていれば体値が半減したら200以上減るので、 息吹、弁天の兜、天照の剣なら2回必要になる。 というわけで、簡単に言えば「回復の手間」が面倒で使いにくい技になってしまっている。 ラスボスのヨミに対して使った後に二回攻撃が来たら、 城壁等の対策が無い限り敗走するハメになるだろう。 というわけで、個人的にあまり使わない。
【奥義:カブキ / 秘芸】
名称効果範囲効果備考会得条件
悪態敵全体敵攻撃の80%がカブキに一定時間か青松等で解除最初から
 カブキのキャラクター性を表現しつつ、戦術としてちゃんと機能している良い奥義。 あえて何か言うなら「カブキが自分に攻撃を集めるために悪態をついているのか?」という疑問。 何も考えず悪態をついた結果、たまたま攻撃が集まっていそうな気がする。
 敵の全体攻撃(パーティーメンバーが4人居れば4回)がすべてカブキに集中するので、 相手によっては即死する危険がある。しっかりバフをかけ直してあげよう。
大見得敵一団驚かせて守備力減少カブキより低段にしか効かない最初から
 説明書には「敵の1グループを驚かして、守備力を低下させる」としか書いてないのだが、 実際には「自分より段が低い相手」にしか効果が無い。 なので「敵が強くて困っている時=敵の方が段が高い時」には使えず、 「敵が弱くて楽勝な時」にはわざわざ大見得を使おうとも思わない。 そもそも「自分より段が低い相手」にしか効果が無いという仕様を知らないプレイヤーは、 散々大見得を使用して「この奥義全然効かねーじゃん!」となっている事請け合いなので、 早々にこの奥義を無いものとしてゲームを進めているに違いないのである。
 この隠された仕様は「公式ガイドブック」に書いてあるのみ。 さらに、この仕様を知っていたとしても天外IIにはゲーム内で敵の段を知る術が無い。 絹の奥義「予言」で大まかな敵の強さを予想することは出来るがはっきりしない。 「公式ガイドブック」には敵の全情報が網羅されているわけではない。 ……というわけで、とにかく使えない奥義となってしまっている。 「次のターンの通常攻撃の威力が上がる」みたいな効果なら良かったなぁ〜。
飛げり敵単体倍の威力で攻撃命中率が通常の1/213段
 目立つためのド派手な見え見えの蹴りなのか、命中率が低め。 個人的には「思ったよりは当たるが、ここぞという時に外す」というイメージ。 特に戦略的に使える要素が無い死に奥義。 飛げりするなら通常攻撃の方がいくらかマシな気がする。
心中物敵単体倍の威力で攻撃倒せなかった時に
与ダメージの半分が返ってくる
16段
 女彦斬と同じ効果。 16段で覚えるので、普通にやっていればメンバー内で最も早く 二発必要な雑魚を手早くノーリスクで処理出来るようになる(途中で離脱してしまうが……)。 敵を倒せたらカブキは死なないし、 倒せなかったらカブキは死ぬ可能性がある。 どっちにしろ心中することが出来ない。詐欺的な技名である。
にらみ敵全体敵を威嚇して逃がす無し新・カブキ
 敵を逃がしたいと思うことが無いので使わない。 試しに数回使った程度。逃がせばもちろん徳も両も得られない。 失敗したらカブキの1ターンが無駄になるだけなのでそれほど大きなデメリットもないと言える。 ……でも徳も両も欲しいので使わない。
大寄せ味方全体敵遭遇率上昇数歩で解除,自己解除不可新・カブキ
 敵の遭遇率があがるのは卍丸たちへのデバフらしい。 そして火の一族である卍丸たちは歩いているだけで大体なんでも治ってしまう。 つまり大寄せも効果が消える。 一度も敵と遭遇することなく効果が消える事もしばしばで結局使わなくなる。 最終的には地獄のタマで済まされる。
黒子使用者敵の攻撃目標にならない「かばう」とダメージを受ける60段
 何のために使う奥義なのか、イマイチ用途がわからない。 舞台関係の名称であり効果もわかりやすいが、 カブキだけが無敵になったとて……? 一番死んだらいけない卍丸の被攻撃機会が増えてしまうのではなかろうか? そもそもカブキが目立たなくなる黒子になろうとすることがあるのだろうか?
荒事敵単体倍以上の威力で攻撃暫く動けなくなる66段
 黒羽斬と同じ効果。 初代市川團十郎が作った「荒々しく豪快な歌舞伎の演技」が荒事。 とのことなので、カブキの名前の元ネタともぴったりな奥義。 それらのことを知らずとも、「荒っぽい事をしたので疲れます」 というのは感覚的にわかりやすい。
【奥義:極楽 / 体術】
名称効果範囲効果備考会得条件
胴締め敵単体締め上げ攻撃+拘束極楽も締め上げ以外しなくなる最初から
 対象を締め付けて継続ダメージを与える。 ダメージ自体は大したことないし、敵を締め付けている極楽も動けなくなるのだが、 対象を動けなくさせることが出来るのが良い。静乱斬チャンス!
頭突き敵単体敵より上の段
→攻撃+気絶(眠り)
敵より段が下
→相打ち、または極楽のみダメージ+気絶
最初から
 対象へ「通常攻撃同等のダメージ+たまに眠り」。 対象と極楽の段の差によっては極楽が「与ダメージ/5のダメージ+たまに眠り」を受けることもある。 敵の段が低くなければ滅多に効かないし、こっちの方が段が高くてもそもそも成功率が低い。 そしてこの成功率は敵を行動不能(催眠、凍結など)にしても変わらない。 天外IIでは敵の段を知る術がないので有効な敵を判定することが難しい。 また、反射ダメージは敵にとどめをさしても受ける上に、城壁をかけておいても防げない。 とにかく成功率が低いのと極楽が寝てしまうデメリットがデカイため、 個人的には早々に「使えない技」として封印してしまった。
体当り敵一団一度に一団を攻撃敵より段が下
→相打ち、または極楽のみダメージ
最初から
 対象グループへ「通常攻撃同等のダメージ」、 対象と極楽の段の差によっては極楽が「与ダメージ/5のダメージ」を受けることもある。 頭突きと違ってこの反射ダメージは城壁で防ぐ事が出来る。 最多で8回の反射ダメージがあるための救済だろうか?
 まず対象グループへ成功失敗判定をし、 失敗だと「しかし、効果がなかった」でターン終了。 成功なら各対象へ体当りを試みるという不思議な挙動をする。 この成功失敗判定を乗り越えた先で各対象ごとに攻撃成功失敗判定があり、そこで避けられる事もある。 そしてこの成功率は敵を行動不能(催眠、凍結など)にしても変わらない。
 体当りそのものの成功率がとても低い上に避けられる可能性もあって、 かなりの段差が無い限り成功しても反射ダメージがある。 大人しく通常攻撃をすることをお勧めしたい。
 性能的に雑魚狩り用だが、天外IIは「暗黒ランを封印するとその国では敵が出なくなる」ので、 使えそうなのは近江くらいという限定的な有様。だが近江で戦う必要性も特にない……まったくどうしたものか。
胃液敵全体胃液を吐きかけ酸状態に低威力だが必中36段
 すべての敵に継続ダメージを与える。威力は4〜12と微量だが必中攻撃。 敵が硬い、または空振りが多い時に使う……? だが後半までは極楽が最大戦力。その攻撃が通らないとなれば明らかな段不足か装備がひどいか。 どちらにしろ戦いにならないと思われる。 ちょっとだけ体が残っている敵がいる時に使う……とかか? 最大戦力の極楽にそれをやらせるのもどうかという気もするが。
突撃敵単体最多で五回斬り合う交戦中は何も出来ない44段
 静乱斬と同様。44段で覚えるので、普通にやっていれば因幡か出雲あたりで覚えるか? 城壁をかけるか敵を行動不能(睡眠、凍結など)にすれば最大で五倍のダメージを出せる優秀奥義。 終盤あたりまで使える。最終盤では卍丸のサポートに徹した方がダメージが出そう。
大振り敵一団一度に一団を攻撃敵が多いと命中率が下がる54段
 義経斬と同様。単体への必中攻撃として……まぁあまりそんな機会はありませんが。 低段攻略中にはありがたい奥義となるだろう。 それかメタルスライム的な敵でも居たらもっと使えたのかなぁ。
背水敵単体攻+(守1/2)で攻撃次の行動まで守備力1/262段
 松虫斬と同様。極楽は仕様上瀕死になっても平気だし、 そもそも体が高くて瀕死になりにくいため、わりと気軽に使えていい。 極楽に合っている奥義だと思う。
捨身敵単体倍の威力で攻撃倒せなかった時に
与ダメージの半分が返ってくる
68段
 女彦斬と同様。これで倒すのに二発必要だった敵を一発で倒せるようになるため、雑魚との戦闘がより楽に早くなる。 もうちょっと早く覚えてもらいたかったものだが。 背水と同じく、極楽は体が高いので一撃で倒せない相手にもホイホイ使ってもいいかなと思える。
【奥義:絹 / 鬼道】
名称効果範囲効果備考会得条件
念動戦/敵一団
移/味方全体
戦/敵を消し飛ばす
移/羽衣,引波と同じ
体半減最初から
 敵を飛ばしたり移動脱出にと便利な奥義。ストーリー上で出雲から因幡に飛んだのもこれの応用……のはず。 しかし、ただでさえ少ない体が半減してしまうのは痛く、使用後は回復が必須。 飛ばした敵の徳と両は得られないし、回復が面倒なのであまり使う事はない。
鳥寄せ味方鳥召還(1〜3羽)
攻撃or絹をかばう
呼べない事もある最初から
 一羽〜三羽の鳥を呼び寄せる(成功率75%)。 鳥は敵の攻撃対象になるが味方の行動対象には出来ない。 「敵を攻撃する」「絹をかばう」のどれかを行う。 再度使用すると既存の鳥が飛び去って再度抽選。 敵の攻撃を受けると飛び去る。
 とても非力で火力として期待することはできないが、 ただ居るだけでも敵の攻撃逸らしとして優秀。 体の低い絹をかばってくれるのもありがたい。 絹にやることが無い時に使っておくとイイ。
鬼怒使用者武具を除いた攻守早x1.4
体半減で効果解除
解除まで体最大値の20%減少白銀城撃破後
 ストーリー上では絹最強みたいな話が多い割に、 絹のステータスが1.4倍になった所で……って感じ。 しかもただでさえ少ない体がどんどん減り、半減したら効果が解除される。 大人しく回復、補助に専念させた方がいいと思う。
 仲間になった当初は奥義の中で「??」と表示されているが、 フリガナで「キヌ」としっかりネタバレしてくれている。
予言現在地周辺の敵の強さを感じ取り
味方の安否を予測
無し最初から
 現在地の敵の危険度を教えてくれる。 絹の未来予知的な能力をゲーム的な奥義に落とし込んだものだろう。
 もっと細かい事を言うと、この予言はランダムエンカウントだけを対象にしていて、 極まれにあるシンボルエンカウントの敵しか居ない場所ではまったく機能しない。
 天外IIは仕様上、暗黒ランを封印した国では敵が出なくなるので、 仮に予言で敵が強い事がわかっても、戻って段上げをする……といったようなことが出来ない。 近江ならずっと敵が出るものの、段上げに有効な敵は特にいない。 個人的には赤い絞殺魔に仲間を呼ばせて七福の玉で徳四倍にするのが 一番おいしいのかなとは思っているけど……あんまりオススメはしない。
 ランダムエンカウントする場所なのかどうかを判別するのに使える……のかな? でもこの仕様を知ってる時点でどう考えても玄人な気がするので、 そんな用途で使われる事はなさそう。
霊体一画面分霊体で周辺探索4歩で体1消費38段
 魂の状態で周囲を偵察出来る。4歩ごとに体を1消費するが瀕死にはならない。 可動距離は本体から一画面分だけ。敵と遭遇しない。普通に歩けない場所は霊体でも歩けない(海や山、壁など)。
 町や洞窟の境界(キャラがそのマスに入るとフィールドに出てしまうような所)に干渉しないので、 普通は見られないお城の外観を見たりすることが出来るほか、 大きなキャラクター絵になるダンジョンスケールでは霊体の方が当たり判定が小さくなるので、 障害物の隙間を抜けたり、より遠くを見られることがある。 また、直接移動出来ないが、魂が本体に戻る時は障害物を通り抜けて最短距離で戻っていくのを利用して 普通は見られないところを見られたりもする。
 あまり鬼っぽさを感じない奥義だが、体が減る感じからして一応鬼の奥義なのだろうか。 おそらく幽鬼で他人に憑りつかずに浮遊しているものと思われる。
説得敵単体対象を諭し逃がす無し42段
 敵を説得して戦列から離れさせる。徳と両は得られない。 失敗しても1ターン無駄になる程度のローリスクな奥義。
鬼とか火の一族とか関係なく、絹特有の奥義というか特技というかなんというか。 傷つけたくないという絹のキャラクターにはよく合う奥義ではある。
 効果が念動と被る……のに、対象が単体でスケールダウンしている。 説得に失敗したら絹がキレて攻撃力が上がる〜とかしたら良いネタになっていたかもしれない。
血桜味方単体今の体と技の25%を与える今の体と技25%減少48段
 殉教の碑と同じ効果。なので、殉教の碑と同じ事を書く感じになるが……。 分け与える量が25%という即座にわかる値ではない上に、 その値がそのまま相手に受け渡されるわけでもないため、とにかく確実性が無く使いにくい。 また、絹に使わせるとただでさえ少ない体を減らしてしまうため瀕死のリスクが高まる。 あまりこの奥義を使う状況が思いつかない。
 移動中のみ、絹にも使う事が出来る。もちろん意味はない。
幽鬼敵単体憑依し同士討ちさせる行動不能になる57段
 絹の魂を敵に乗り移らせて敵を同士討ちさせる。 ただし絹は魂が抜けてしまうため行動不能になるし、 乗り移らせた敵を操作出来るわけでもなく自動でランダムに敵を攻撃する。
 回復・補助役の絹を行動不能にしてまで敵一匹を動かしたい状況があり得るかというと…… 個人的には無い。